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「ど、どうかAさんには言わないでください……!」

「え、なんで?告っちゃえばいいのに。

漣ジュンみたいなイケメンに告られれば、いくら姉ちゃんがコミュ障の二次元オタクでもOKしてくれますよ?」

「弟君、実の姉に対して中々辛辣っすね……」







ジュンは「あはは…」と苦笑いを浮かべる。







「んー……とりあえず、俺の部屋来ます?

さっき姉ちゃんの部屋覗いたら、姉ちゃんゲームに集中してたんであと30分はあのままっすよ」

「あー……じゃあお言葉に甘えさせてもらうっす」

「っしゃ!あ、ちなみに俺、小海竜成っす」

「んじゃ竜成くんって呼ばせてもらいます。

すみませんね、気ぃ使わせちゃって」







ジュンはそう言うが、竜成は有名人が自分の部屋にいることの優越感に浸っていた。


竜成の部屋は、今時の男子中学生らしく棚には漫画本などが置かれており、勉強机には受験用の赤本などが置かれ、テニス部に所属しているのか、ラケットの入ったケースなどが部屋の隅に置かれている。







「あ、この漫画気になってたんすよねぇ。面白いっすか?」







ジュンは本棚の漫画を見ながらそう言う。







「めっちゃ面白いっすよ。あ、よかった貸しましょうか?」

「え、いいんすか?あー……でもなぁ、いつ返せるかわからないし……」

「別にいいっすよいつでも。

てゆーか、それ口実に姉ちゃんに会いに来たらいいじゃないっすか」







竜成がそう言うと、ジュンは顔を真っ赤にして竜成の方に振り返った。

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氷雨(プロフ) - うわ〜〜っ!最っ高です!ジュンくんと夢主ちゃんがどうなるのか楽しみです!評価とお気に入りさせてもらいます♬ (2022年9月27日 4時) (レス) @page20 id: 6ceab81f66 (このIDを非表示/違反報告)
とけたた - 更新楽しみにしてます! (2021年12月26日 11時) (レス) id: 1828f2aa7c (このIDを非表示/違反報告)
りひ - 更新待ってます! (2021年12月21日 1時) (レス) @page19 id: cdf713c673 (このIDを非表示/違反報告)
りピ - こんにちは!お話の続きが気になって毎日顔を覗かせてます!私の友達が体験してそれを目撃しただけなのですが、加害者の好きな男子に告白をされた友達が下校時に学校の外で待ち伏せをされて救急車・警察・消防が来る事態となった現場に遭遇しました! (2021年11月9日 13時) (レス) id: cdf713c673 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もぶピ | 作成日時:2021年11月9日 1時

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