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アズールたちの大根演技にカリムはまんまと騙され引き留めてしまう。

その後ろでジャミルは諦めたかのように盛大な溜息をついていた。







「アズールはこの学校でもトップレベルの魔法士だ。

スカラビアの成長のためにも滞在してもらったほうがいい!

それに、せっかく訪ねてきてくれたヤツを無下に追い返すなんて、アジ−ム家の名折れだ」







最もらしいことを言いアズールたちの滞在を承諾するカリム。


アズールは口角と不適に少し上げると、満面の笑みでカリムの方に向き直った。







「あぁ……カリムさん!

なんて懐が深くてお優しい方なんでしょう!


もちろんですとも。僕で教えられることであればなんなりと!」

「料理や掃除のお手伝いなら、僕たち双子にお任せください」

「そーそー。いつも店でやってるから、得意だしぃ」


「そいつは助かる!ジャミルの負担も減るだろう」

「俺のことはいいから……!ああもう!全然聞いてないな」







カリムの自由奔放さにうんざりしているかのような表情を浮かべるジャミル。

Aはそんなジャミルの様子を横目で観察するかのように見つめていた。







「よし、早速だがアズールの胸を借りて特訓だ!

荷物を置いたら庭に来てくれ」


「了解しました。スカラビアのみなさん、どうぞお手柔らかに。フフフ……」


『……お前は僕とだな、グリム』

「ふな!?なんでオメ−となんだゾ!?

オメ−とやったってどうせ秒でやられちまうにきまって___んがっ!?」








Aはグリムの口を塞ぎ黙らせた。







『ここへ来る前、僕が言ったことをもう忘れたの?』






Aにそう言われ、グリムはここへ来る前にAに言われたことを思い出した。

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- とても面白く最高です!これからも頑張ってださい! (2021年11月2日 7時) (レス) @page33 id: a4d316c6c5 (このIDを非表示/違反報告)
yumedubu(プロフ) - 全てが最高ですね。これからも頑張ってください。 (2021年10月26日 18時) (レス) id: a105ded802 (このIDを非表示/違反報告)
☆ゆず☆ - 待て待て…夢主君可愛い過ぎるッッ!!自分の推しのリドル寮長と絡んだ時はもう尊死しそうでした,「前寮長はイカれたウサギでした」って作品を前にめちゃめちゃ読んでました!!これからも頑張って下さいッ本当にこの作品大好きです!出来ればリドルとの絡みを増やして欲しi (2021年10月23日 17時) (レス) @page18 id: 7bfda9e817 (このIDを非表示/違反報告)
丸になる雲(プロフ) - イメ画の主くん可愛いんじゃあ…() (2021年10月10日 11時) (レス) @page1 id: 7268ba21b2 (このIDを非表示/違反報告)
常に虚無@つーちゃん(プロフ) - 凄い面白いです!!イメ画も凝ってて綺麗ですね!!これからも応援してます!!! (2021年10月10日 10時) (レス) @page6 id: c869f17250 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もぶピ | 作成日時:2021年10月9日 23時

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