性悪な孫が可愛い ７【ツイステ】

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「＿＿＿＿ということで、明日から僕たちもスカラビアへお邪魔しようじゃありませんか。

もちろん、ユウさんとグリムさんも」







アズールのその言葉に抗議するグリム。







「えぇっ！？せっかく逃げ出してきたのに、また監獄に戻るのか？

オレ様、嫌なんだゾ」

『おい、ユウとグリムは別に必要ないでしょ。

連れていったって足手まといになるだけ』

「それはそれでなんかムカつくんだゾ！」







Aがそう言うとリーチ兄弟がAの背後に回り込んで肩に手を置く。







「まーまー、雛ペンちゃん。そう言うなって」

「アズールに任せておけば、きっと楽しいホリデーになりますよ」


『お前たちがいる時点で楽しくもなんともないんだけど……』







Aは虫でも払うかのように双子の手を払いのけた。







「お邪魔するのに手ぶらも失礼です。

ジェイド、フロイド、手土産の準備を忘れずに」

「「はい。/はぁ〜い。

……フフフ」」


「Aさんとエリックさんはこの後どうなさいますか？

態々寮に帰られるのも大変でしょう。

今なら、１泊１０００マドルで部屋を貸し出ししますが」


『結構だ。明日の朝一番にスカラビアへ向かう。

来なければ置いて行くからな』







Aはそう言うと、未だに撃沈しているエリックを引き連れディアソムニア寮へと帰っていった。







「相変わらず手厳しい子どもですね。

まぁいいでしょう……灼熱の砂漠で過ごすホリデー……


楽しみですね。フフフ……」

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