201……Ki ページ10
仕事が終わって携帯を確認すると、Aちゃんからメッセージが届いていた。
A少し前に、宏くんのおうちに着きました。夕食作って待ってまーす。
やばっ。
もう家で待っててくれてるんだ。
帰れば玄関で出迎えてくれるってことだよね？
早く会いてぇ。
にやける顔を抑えながら車に乗り込んで、今から帰るよとAちゃんへメッセージを送信した。
マンションに着いて玄関の扉の前で立ち止まり、鍵を使わずインターホンを鳴らせば、可愛い声が聞こえてきた。
「はーい。」
「宏だよ。」
「待ってね、今開けるねー。」
中から扉が開かれ、隙間からチラリとAちゃんの顔が見えた。
あぁ、やっと会えた。
「ただいま、Aちゃん。」
「おかえり、宏くんっ。」
いつものようにAちゃんにハグしようって言おうとしたら、Aちゃんが両手を広げて俺の名を呼んだ。
やべぇ、めっちゃ可愛いっ。
「はぁ……やっと会えたね。」
「うん。会いたかった。」
「俺も、めちゃくちゃ会いたかったよ。」
久しぶりにAちゃんの甘いキャラメルの香りに包まれて、幸せな気持ちになっていく。
「Aちゃん、キスしていい？俺、めちゃくちゃ我慢してたの。」
「ふふっ。私も……したかった。」
「もうっ……」
そんなこと言われたら、止まらなくなっちゃうじゃん。
Aちゃんの両頬を包み込むように触れて、ぷるんと潤う下唇に吸い付く。
「ん、んんっ…ん、ハァ……」
「ハァ、Aちゃん……」
「んぅ……ハァ、んんっ……」
このまま続けてたら反応しちゃいそうだからそろそろストップして、両手でAちゃんを抱きしめた。
「お腹空いちった。」
「うん、出来てるよっ。」
「食べよーぜー。」
Aちゃんに着いて行ってキッチンに入って、俺はアルコールの準備をした。
ダイニングテーブルに着くと、大葉とチーズ、アスパラの2種類のロールとんかつと付け合わせの千切りキャベツ、ネギがたっぷり乗った冷や奴にトマトのマリネ、わかめのお味噌汁にお鍋で炊いたとうもろこしご飯が運ばれてきた。
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にかみつば(プロフ) - ユルさん» 初めまして。この小説の続きへ、のことでしょうか？途中で話が浮かばなくなり連載が止まってしまうのが嫌で書き溜めています。その為この表示は消すことは出来ず非公開と表示されます。ご迷惑をお掛けしてしまいごめんなさい。毎回読んで下さりありがとうございます。 (2020年12月6日 23時) (
レス) id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
ユル(プロフ) - 毎回、この続きになってるのって直せないんですか？？ (2020年12月6日 22時) (レス) id: 61516ddbf3 (このIDを非表示/違反報告)
このみ - このみ (2020年11月11日 8時) (レス) id: 25b3f023e7 (このIDを非表示/違反報告)
にかみつば(プロフ) - azazさん» こちらこそありがとうございます☆ (2020年11月1日 23時) (レス) id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
azaz(プロフ) - お返事ありがとうございます☆ (2020年11月1日 22時) (レス) id: 793aa0ec34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にかみつば
| 作成日時：2020年9月16日 9時
