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脱衣所に下着を置いてからリビングに戻って、キッチンの冷蔵庫から缶ビールを2本出して1つをニカに手渡した。
「めちゃくちゃ助かったわぁ。あんがとねー。」
「めっちゃ扱き使われたんですけど！何これ？俺、Aちゃんに会いに来たのに、全っ然喋れてないし！」
「んはははっ。まぁ、飯食えたんだし、いいじゃんか。」
「よくねーわ！俺は騙されないからなっ！」
「んふふっ。」
「そーいや、Aちゃんと千賀は？」
千賀さんは多分まだシャワーだと思うけど……
あれ、Aちゃんは？
まさか千賀さんに襲われてるとか、ない、よな？
「……ちょっと見てくるわ。」
「いってらー。」
廊下へ出てさっきまで一緒にいた寝室をそっと覗いて見ると、ベッドの上で小さく丸くなって眠ってしまっているAちゃんがいた。
「ふふっ。」
疲れて寝ちゃったのかな。
クローゼットからタオルケットを出して、ふわりとAちゃんに掛けてから寝室を後にした。
「Aちゃん、いた？」
「あぁ、寝室で寝ちゃってたわ。」
「え、マジ？疲れちゃったのかな。」
「かもな。おまえら双子は手が掛かるしな。」
「それはミツだろ。Aちゃんに甘えてばっかいて。」
「………たしかに。否定出来ないわ。」
だな。
俺が一番迷惑かけてるわ。
Aちゃん、明日学校かな？
どうしよ、起こして聞いた方がいいのか？
「シャワー借りましたー。」
「おー、出たか。」
「あれ、Aちゃんは？」
「少し前に、寝たわ。」
「あ、そーなの？なんか色々させちゃってほんとに申し訳ない。」
「ん、大丈夫だよ。」
シャワーを浴びて出てきた千賀さんは、水も滴るイイ男ってやつじゃないけども、なんだか妙にセクシーだな。
Aちゃんが寝ててよかったわ。
「ねぇ、北ミツ。基礎化粧品、貸してくれない？」
「洗面所になかった？なんか一つで全部オッケーみたいなやつ。」
「えっ、あれだけ！？せめて乳液とか美容液とかないの！？ヒアルロン酸は？」
「そんなもんねえわっ！」
セクシーとか撤回だっ！
単なるオネエじゃねえかよ！
次のページは★です。
続きは、ひみつな恋…LOVEの “14回目” へ
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にかみつば(プロフ) - ユルさん» 初めまして。この小説の続きへ、のことでしょうか？途中で話が浮かばなくなり連載が止まってしまうのが嫌で書き溜めています。その為この表示は消すことは出来ず非公開と表示されます。ご迷惑をお掛けしてしまいごめんなさい。毎回読んで下さりありがとうございます。 (2020年12月6日 23時) (
レス) id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
ユル(プロフ) - 毎回、この続きになってるのって直せないんですか？？ (2020年12月6日 22時) (レス) id: 61516ddbf3 (このIDを非表示/違反報告)
このみ - このみ (2020年11月11日 8時) (レス) id: 25b3f023e7 (このIDを非表示/違反報告)
にかみつば(プロフ) - azazさん» こちらこそありがとうございます☆ (2020年11月1日 23時) (レス) id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
azaz(プロフ) - お返事ありがとうございます☆ (2020年11月1日 22時) (レス) id: 793aa0ec34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にかみつば
| 作成日時：2020年9月16日 9時
