74…T ページ25
「んんっ……ん、ハァ……」
「パパは本物の大人だから、大人なキスしちゃった。」
「もうっ、ドキドキしちゃうからやめて！パパは大人出しちゃだめ！」
「フフフっ。はーい。」
こうしているとAちゃんがまだまだ子どもだとわかり、なんだかとっても安心した。
・
「本当に卒業祝いなにが欲しいか言ってよー。言わないと勝手にパパが選んじゃうよ？いいのー？」
「えー、それは嫌だ。」
うわ、ひどっ。
パパだって、傷つくんですけど。
「じゃあ、何がいいかなー？バッグ？それともアクセサリーとか？あっ、時計でもいいよ。」
「ずっと付けてられるから、アクセサリーが欲しいなぁ。」
「いいよー。じゃ、早速明日にでも買いに行きますか。」
「うんっ。」
Aちゃんに自分の想いを明かし、甘いキスもした後。
そのままの流れで寝室で一緒に寝れるかなとか思っていたけれど、Aちゃんはいつもと変わらずおやすみと言ってリビングを出て行ってしまった。
本人は大人だとか言い張ってたけど、まだ18歳だからねぇ。
俺もがっつくわけにもいかないから、大人しくひとりで眠りについた。
・
「はよー。」
朝起きるとAちゃんは先に起きていて、洗い終わった食器を片していた。
「おはようって言うか、今お昼だよ？寝過ぎじゃないの？」
「もう歳なのかなー？寝ても全然疲れ取れないんだけどー。」
「ふふ、オジサンみたいなこと言わないでよっ。」
いや、充分オジサンだからね、俺。
Aちゃんは友だちのお父さんと比べてパパのこと若いって思ってるかもしれないけど、31歳って普通にオジサンですよ？
「パパが食べ終わったら、出掛けよう。」
「ん、いいよ。」
「私、お化粧して着替えてくるね。」
「はいよーん。」
Aちゃんの用意してくれたトーストとハムエッグを食べて、着替えを済ませてゆっくり新聞を読んでいた。
「パパも終わったぁ？」
「うん、行ける……けど、Aちゃん？」
「なに？」
顔をあげてAちゃんの方を向いた途端、俺は思わぬ衝撃を食らった。
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にかみつば(プロフ) - ゆいさん» 初めまして。読んで下さりありがとうございます！この作者の作品を全表示を見るとでてきます。あとはR18指定なので年齢が引っかかってる場合もあるのかもしれません。 (2021年1月4日 18時) (
レス) id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして！にかみつばさんの作品が大好きでよく読んでいます！続編を見たいのですがどこを見ても出てこないです！どうすれば見れますか？ (2021年1月4日 17時) (レス) id: f23e39d144 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして！にかみつばさんの作品が大好きでよく読んでいます！続編を見たいのですがどこを見ても出てこないです！どうすれば見れますか？ (2021年1月4日 17時) (レス) id: f23e39d144 (このIDを非表示/違反報告)
にかみつば(プロフ) - かなこさん» はじめまして！コメントありがとうございます☆癒しだったなんて、嬉しすぎます！いつも読んでくださってありがとうございました！ (2020年11月14日 23時) (レス) id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
かなこ(プロフ) - はじめまして。毎日この作品を見るのがわたしの癒しになってました！パパな裕太くん最高でした！幼い頃の話、楽しみにしてます。 (2020年11月14日 23時) (レス) id: ea3b09b98d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にかみつば
| 作成日時：2020年10月16日 22時
