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三十二話 ページ33

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『あーあ、また敵だった』



Q「折角面白い人達だと思ったのにね」



『…ま、そりゃそうだよね

だって私達の敵は世界だもん
味方なんて、そう居ないよ』





Q「…お姉ちゃんは、味方が欲しいの?」



『ん〜…

私は人間(玩具)が周りに幾ら居たところで、まっっったく興味無いからな〜

あ、強いのと久作は別だよ?』



Q「…そっか

なら良かった!」



『じゃ、帰ろっか』



Q「うん!

…あ!黒砂糖のお菓子だぁっ!!
早く行こ、お姉ちゃん!」




久作は零の腕をぐいっと強く引っ張ると、零の返答も聞かず走り出した




『___』




零が小さく呟いた



その声は久作に届く前に、周りの雑音に掻き消されてしまった









『隠し事なんて、辞めてよ』

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(プロフ) - コメントありがとうございます!更新頑張ります!! (2019年8月1日 21時) (レス) id: 449bdc9a82 (このIDを非表示/違反報告)
案内人 - 久作と零可愛いですね。こういう話好きです!!これからも更新がんばってください! (2019年8月1日 20時) (レス) id: 18b5c09236 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年6月17日 17時

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