ジェントルマンside ページ7
初めてだった。サイン会で、ましてやCaratに向かって隣のジョンハナが、あのジョンハナが呼び捨てを強要するなんて。
驚いて横を見ると、そこにはさっき大活躍だった綺麗な女性が座っていた。あぁ〜なるほどね。そう思ったのも束の間、ハニはその子を引き寄せて何か言っていた。
湧き上がる悲鳴のような歓声に、思わず出たため息。ふ〜ハニは相変わらずだなぁ…。
そんなことを考えていたら横から移動してきた彼女。
彼女を目の前で見て先ず感じるのは、うん、可愛いなぁ。なんか全部のパーツが適切な位置に、しかもこんな小さな顔に収まってるんだから、驚きだ。
心の中を読まれないように、微笑みかけると、特段変わった様子もなく微笑み返した彼女。
うわっ…まじか…
…
“breathtaking beauty“
(息をのむほどの美しさ)
これこそまさにそうだと思った。
自分の顔が熱くなるのを感じる。
ボーッと彼女を見ていたら、
JH『A〜まだ俺とも話そう？』
彼女で最後だから後がおらず暇になったハニがAに話しかけていた。
僕は焦ってそれを遮るように、
JS『僕のことも当然ジスおっぱね？』
そう言って手を握る。そうするとさっきと違って少し頬を赤らめたA。それがまたどうしようもなく可愛くて、左手は握ったままの状態でサインを終わらせて、そこからもずっと手を繋いでいた。
ハニからずっと邪魔はされたが、自分でも驚くくらい楽しくて、気付いたらスタッフから移動を促され、Aは動いていた。
なんだか寂して、君を行かせるのが勿体なくて、手を離せずにいると、
『またいつか会いましょう!!』
そう言って微笑むA。5つも年下の女の子に気を遣わせた…
いつもみたいに大人っぽく出来なくて、ただ嬉しくて心からの笑顔で返すと、彼女は驚いた顔をして
『おっぱのそんな笑顔初めて見ました…とっても綺麗!!』
そう言って席を移動してしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 184人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Miyu(プロフ) - bbbさん» 作者、miyuただいま涙腺崩壊中です、、bbb様にそう言って貰えただけで書いた甲斐があるってもんですよ！今回は弟の名前と自分の名前がまさかの被るという稀な現象により起こった様です、、。（ｺｿｯ）の部分に愛を感じました（笑）更新出来るよう努力しますね！ (2020年11月30日 23時) (
レス) id: 1c9dc44574 (このIDを非表示/違反報告)
bbb - この作品とても好きです！！！あと名前変換されてないところが多々あります(ｺｿｯ) (2020年11月30日 13時) (レス) id: 23218cd86c (このIDを非表示/違反報告)
Miyu(プロフ) - K-POP(ナムジャグループ)ペン( ¨? )?さん» その言葉凄く嬉しいです！このコメントを励みに頑張ります(≧∀≦) (2020年10月28日 0時) (レス) id: 1c9dc44574 (このIDを非表示/違反報告)
K-POP(ナムジャグループ)ペン( ¨? )?(プロフ) - ソラブー強め大歓迎です( *´艸`)これからも頑張ってください！！ (2020年10月27日 20時) (レス) id: 90d1c7b0c5 (このIDを非表示/違反報告)
Miyu(プロフ) - K-POP(ナムジャグループ)ペン( ¨? )?さん» コメントありがとうございます(*^^*)実はソラブー推してまして（笑）ちょっとソラブー要素強過ぎかな？とか思いながら書いてます（笑）完結まで亀更新ですが、お付き合い頂けたら嬉しいです!! (2020年10月27日 19時) (レス) id: 1c9dc44574 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Miyu | 作成日時：2020年9月25日 11時
