うちの山田は最高です ar ページ13
「たーだいまぁ〜」
いつものように玄関を開けると
そこには絶対いないと思ってた恋人の姿
「…大ちゃん…」
そう上目遣いで呼ばれつい喉がごくんとなる
いつもならツンケンしてる癖に…
「んー、どした？」
「…んーん…」
頭をすりすりと俺の胸にこすりつけ
控えめに言ってめっちゃ可愛い
まぁでもここは玄関だし、とりあえず靴も脱ぎたいし願うことならリビングまで移動したい
「やーまーだ？」
「…や、」
「涼介？」
「んー？なぁに？」
あ、もしかして…
「お前酒飲んでんの？」
「ちょっとだけだもん…だめ？」
「いや、ダメじゃねぇけど…1人で飲んだの？」
こくんと縦に振られる首を見て心底ホットする
「大ちゃ、」
「ハイハイ、わかったわかった」
雑に頭を撫でてやると
「へへへ、」
なんて柔らかく笑うからつい見とれてしまう
手を引いてリビングに連れてこうとすると
「大ちゃん抱っこして？」
「え。」
ん、と俺に向かって手を広げる涼介
その姿はめちゃくちゃかわいい
「しゃーねーな、」
鼻の下を軽く指で擦り山田を抱き上げる
「ふふ、」
なんて楽しそうな笑い声が聞こえて
「よぉーし回転じゃぁ〜」
とくるくる回りながら進んでき、ソファにそのままおろしてやる
「ふふ、目回ったぁ〜」
「ほんと、め、回ったな…はぁー…」
「大ちゃん、お疲れさま」
おでこをコツンと合わせて
「おう。ありがとうな？」
と言えば満面の笑みで
「ごはん食べる？」
そう聞いてくる姿はもう彼女より嫁だ
「もちろん。お前の飯食わないわけねーだろ！」
「ふふ、じゃあ用意するね」
ご機嫌にキッチンまで行く涼介の後をおい
一緒に食事の準備をする
まだかかるという声を聞き冷蔵庫を開ける
「涼介俺のプリンしらね？」
「あー、伊野尾ちゃんが食べたかも」
「えぇ、山田特性プリン楽しみに仕事してたのに…」
「ごめんごめん、じゃあオレスーパー行ってくるから大ちゃんシャワーしといて」
「え、スーパーってお前何買うの？」
「プリンの材料に決まってるでしょ？大丈夫車だから」
「ふーん、まぁ気をつけてな？」
「うん！じゃあゆっくりあったまっててね」
ドタバタと準備を始めた涼介を見て思い出す
こいつ酒飲んだっていってたよな？
「え、涼介！お前酒飲んじゃないの？」
「もう！ばか岡！……のんでねーよ！」
その捨て台詞と共にバタンとしまる扉
あぁきっと俺はいま半端なくだらしない顔をしているに違いない
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いわし - 完結おめでとうございます！この「大好きだってば」が連載されている間は、毎日ワクワクして更新されているといつもキュンキュンしてました！終わってしまうのは寂しいですが、新しい作品を楽しみにしています！！本当に今までありがとうございました！！ (2018年8月7日 15時) (
レス) id: ae19949072 (このIDを非表示/違反報告)
侑葉(プロフ) - 完結おめでとうございます。終始めっちゃきゅんきゅんしました 笑笑 完結なんて寂しいです (2018年8月7日 7時) (レス) id: e04bce508f (このIDを非表示/違反報告)
天ぷら(プロフ) - この作品を読んでるとふわ〜と幸せな気持ちになります！これからも更新頑張ってください！ (2018年7月25日 21時) (レス) id: 0ee6887196 (このIDを非表示/違反報告)
うー - すごくほのぼの甘々していて､毎日癒されます｡これからもお身体に気をつけて頑張って下さい! (2018年7月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 72efd30a70 (このIDを非表示/違反報告)
ありやまは世界の幸せを造ってる - ヤバい、、、好きなヤツだ、、、もぅどっちのカップルもがんばれ！更新楽しみに待ってます！ (2018年7月7日 21時) (レス) id: 6367b68cac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くじら
| 作成日時：2018年7月5日 20時
