五条先生はマイペースな男装の麗人を落としたい

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デート当日の朝、悟は悩んでいた。



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悟「ねぇ！傑！この金のTシャツと銀のTシャツどっちがいいと思う？」


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傑「電話切るよ？」


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意中の人にデートに誘われ混乱し、色々と悩んだ末、悟はわけがわからなくなっていた。


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服に悩んでいる今はまだしも傑は先ほども悟からどれが一番いいと思う？と各種パーティーメガネの写真が送られてきたときは真剣に精神科に連れていこうかと思った



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傑「普通のTシャツでいいんじゃないのかい？」



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悟「正直なあなたには金銀どっちも重ね着した僕の写真をあげよう」


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傑「ブロックしようかな」


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とまぁこんな感じにいつもの茶番を済ませた後、悟は結局普通のTシャツを着て待ち合わせ場所に向かった。(素材がいいので逆に麗しい顔面が引き立つのだが)



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ところでなぜ、重度のセコムである悟がAを迎えにいかず、待ち合わせをするのかというと硝子の「こんなときくらいそれっぽいことすれば？」という一声で決まったのだ


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悟「大丈夫かな〜。A、ちゃんと来れるかなぁ」



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その頃


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『よし、ここだな』



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そういったAは待ち合わせ場所とはまったく反対方向にある花街にいた。それも自信満々で



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そうして悟の懸念はあたり、Aは迷子が決定した



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作者です
これから気が向いたらちょくちょく更新します

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