五条先生はマイペースな男装の麗人を落としたい

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ある日のこと、一年生三人はいつもと違う担任に違和感を覚えていた



野「ねぇ、伏黒。今日五条先生の機嫌めちゃくちゃよくない？怖いんだけど」



恵「ああ、たぶんあの人が長期任務から帰ってくるからだと思う」



野「？あの人って誰。もったいぶらずに教えなさいよ」



悠「俺も気になる！教えてくれよー伏黒」



三人は話に夢中で曲がり角から誰かが歩いてくるのに気づかなかった。



野「痛っ」



『っ！すまない！』



運悪くぶつかってしまった野薔薇は謝ろうと顔をあげぶつかった相手を見て、一瞬気を失った



野「超イケメ..ン...」



しかし、野薔薇が床に倒れることはなかった



『大丈夫か！？』



ばっと受け止め安否を確認する誰か。はっと覚醒した野薔薇は急いで謝った



野「ごめんなさい！話に夢中で周りをみてなくて」



『いや、こちらこそ悪かった。ケガはないか？今、少し鬼ごっこをしていてな、私もきちんと周りをみていなかった』



悟「ちょっと！A！！何で逃げるの！？」



『？傑が今、悟が鬼だから頑張って逃げてと言っていたぞ』



悟「何で久しぶりに会ってそうそうに鬼ごっこを始めると思ったんだよ！傑の嘘に決まってるだろうが！」



『そうなのか』



野「ねぇ、誰かあのイケメンが誰か知ってる？」



悠「俺知らない」



恵「この人はお前らが知りたがってたあの人だ」



野、悠「「え！？」」



恵「如月Aさん。特級呪術師だ。ちなみに女の人だから」



野、悠「「はぁ！？」」



『ん？ああ！恵か！大きくなったな』



恵「ご無沙汰してます」



悟「さらっと僕をスルーするのやめてくれない？」



『恵、かわいらしいこの二人は君の同期？』



恵「そうです。名前は、」




野「釘崎野薔薇です！！ぜひ仲良くしてください！！」



悠「虎杖悠仁です！めっちゃ美人ですね！」



『ありがとう。さっきも紹介してもらったが如月Aだ。こちらこそ仲良くしてくれ』



悟「僕、泣いてもいいよね」

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