烏 ページ7
「一ヶ月振りじゃん、ひさしぶり」
「久しぶりーーー」
黒尾の背に隠れていたAは、いつの間にかその青年の前にいた
「にしても、ちっちゃいな」
「一ヶ月で変わるわけないですぅーー」
いつもよりご機嫌なA
そして、ニコニコの背の高い青年
それを何もわからず見守る音駒メンバー
「七瀬ーー先に行くなって言ったよな？ん？」
「大地さん怖いっすよ、Aビビってんじゃないですか」
烏野メンバーがゾロゾロと七瀬と呼ばれた青年の周りに集まりはじめると、どんどんご機嫌の顔が警戒MAXの顔に変わるA
「おれてつろーんとこ戻る！」
すぐさまそこから抜け出そうとばっと後ろを向きそのまま突進するかのごとく踏み出したA
黒「お、戻ってきた」
「てつろーー」
黒「はいはい」
ポンポンとAの頭に手を置き撫でるように手を動かす黒尾
しばらくして、全員で歩き始めた2校のメンバー
「オオッあれはっ あれはもしや スカイツリー！！？」
海「いや、あれは普通の鉄塔だね」
黒「ぶっひゃひゃひゃひゃひゃ」
Aの頭を撫でていたはずのその手は、黒尾自身の腹に回っており、笑っていた
Aはというと、いつもの調子を戻したのか、それとも気を紛らわせにか夜久の元にいきからかっている
烏野「風景があんま宮城と変わんねーなー」
「そりゃ郊外だからな」
烏野メンバーの2人がそう言っている中
周りをみてふとなにかに気づいた黒尾は、近くにいた
黒「―ていうか オイ。なんか人足んなくねーか」
烏野「実は____」
孤「翔陽いないんだ、」
「しょうよう？」
いつの間にか隣を歩いていた孤爪と(なまえ)
ケータイでなにか弄りながらAは孤爪のそのつぶやきに問いかけた
孤「日向翔陽」
「ふーん、」
海「赤点とって補習受けてるんだって、途中参加らしい、よかったな研磨」
「赤点かー、大変だーー！」
呑気にそんなことを言いながら目的地まで黙々と歩き続けた
黒「え じゃあ あの超人コンビ今頃補修受けてんの」
"超人コンビ"
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梅雨(プロフ) - ええええ！更新されてる、だとぉ！待ってました！これからも更新頑張ってください！ (2021年3月12日 16時) (
レス) id: 3cb11e3e75 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！応援しています (2017年12月6日 1時) (レス) id: 91cee282ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しお | 作成日時：2017年3月23日 23時
