The eighth member (3) (ページ12)

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バレンタインページ12

「ごめんな。今日共演する人からしか頂かんことにしてんねん。気持ちは嬉しいから気持ちだけ受け取っとくね。ありがとう。」

女「いえ、こちらこそありがとうございました…！」

「……はぁ。」

紫「よくおモテになられますね。」

「うわ！しんちゃんやん。いつからおったん？」

紫「ちょっと前。声かけられてすぐくらいちゃう？」

「あはは…。気持ちはありがたいねんけどなー。キリないやん？」

紫「まぁな。向こうも芸能人なって、憧れの芸能人に渡す機会ができたわけやしな。」

「好きでいてくれるんは嬉しいんやけどなー。」

紫「贅沢な悩みやな。」

「しんちゃんは？」

紫「俺は来るもん拒まずや。」

「あはは。しんちゃんらしい！ほな、これあげるわー。」

紫「お、チョコか？」

「うん！今年はみんなにあげてよかなって。」

紫「ありがとうな。」

「すごいねんで！チョコめっちゃ種類あるし、それ買いに来る人もすっごい人やったわ。」

紫「その中行ってくれたんか。」

「それぞれにこの人はこれかなーって。バラバラなん買ってみた。みんな喜んでくれるかな？」

紫「そりゃ、Aが考えて選んでくれたもんみんな喜ぶわ。」

「ほんま？じゃぁはよ楽屋行こ！」

紫「おい、引っ張んなって…！」