終演後 ページ9
そして福岡オーラス公演が幕を閉じた。
それから俺らはステージ裏にダッシュで戻ってスタッフさんに急いで例のあの子を呼んでもらった。
＊ ＊ ＊
my side
A｢いやー、楽しかったねー！！！｣
夏恋｢だね！もう最高だった！｣
A｢また明日から頑張ろっと！｣
夏恋｢そだねー！｣
それから帰る準備をして席を立ち帰ろうとしていると、
スタッフ｢あの、ちょっとよろしいですか？｣
スタッフの人に声をかけられた。
なんだろ？私なんかしちゃったのかな？
夏恋も？顔になってた。
それから夏恋と話してどうしようかと思っていると、
スタッフ｢あ、こちらの方だけで大丈夫ですよ｣
と言われ、こちらの方？と思っていると、
どうやら私のほうみたい。
夏恋｢あ、じゃあ、私先帰るね！
電車とかの時間もあるし！｣
A｢わかった！ごめんね！｣
夏恋｢いや、Aが謝ることじゃないよ！
また電話でもしよ！｣
A｢うん！ありがと！じゃね！｣
夏恋｢バイバーイ！｣
それからスタッフの人の行く方についていくと、
なんやらステージ裏のようなところについた。
A｢あのー、ここは？｣
スタッフ｢あ、ちょっとまってくださいね！｣
そう言うと1つの扉を開けた。
スタッフ｢メンバーの皆さん、
今よろしいでしょうか？｣
？｢ええよー！｣
？｢お！来たん！？｣
？｢かもん！｣
なんやら中から騒がしい声がする。
ん？ていうかさっきこのスタッフの人、
メンバーの皆さんって言わなかった？
は？
え？
ん？
なぜ？
え、もしかして、ジャニーズWESTのメンバーってこと？
いやいや、ありえんやろ！
と思っていると、
スタッフ｢桐山さん！連れてきました！｣
？｢よし！入ってええでー！｣
そう言われ、どうぞと部屋の中へ誘導された。
言われるがまま入ると、
そこにはさっきまでステージでキラキラアイドルやってたジャニーズWESTのメンバー。
あれ？私、熱でもあるの？
見間違いじゃないよね？
夢？現実？あれ？わかんなくなってきた。
照史｢よぉ！いきなり呼び出したりしてごめんなー！｣
智洋｢ここ座り！｣
そう言われて神ちゃんとしげの間に座った。
やばい、心臓がもたない。
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作者名：n.o.n | 作成日時：2018年2月9日 9時
