7色の王子様 ページ10
淳太「名前は?」
A「Aです…」
望「Aか!かわええ名前やな!」
崇裕「あれ?Aちゃん、緊張してる?」
大毅「緊張なんてせんでええやん!」
A「は、はい…」
淳太「いきなり呼ばれてびっくりしたやんな?
ごめんなー!
あんな、俺らがAちゃんを呼んだ理由はな、
俺たちがライブしてるときに見ててくれてたやん?
そんで俺らがみんなで可愛い子おったなって話しててん」
A「そ、そーなんですね、
でも、間違ってますよ?
可愛いくないですから。
可愛い子なら私の隣にいた子のほうが可愛かったはずですよ?」
智洋「隣におった子?
あー!流星、妹ちゃん、この子とライブ来とったみたいやで!」
流星「そーなんやー」
淳太「いやいや、流星もっと自分の妹に興味持てや笑」
え、ちょっとまって。
色々とこんがらがってる。
妹?夏恋が?
流星の?
A「あの、流星くんの妹さんって夏恋ですか?」
流星「せやで?あ、知らんかったん?」
A「はい…」
智洋「まじ!?
まぁでも夏恋ちゃん、
あんま自分から自分のこと言わへんからなぁ」
崇裕「せやなぁ、夏恋ちゃん、お兄ちゃんおるとか言わへんかった?」
A「あ、そーいえば!何回か!
でも、名前は聞いてませんでした!」
崇裕「せやろ?
そのお兄ちゃんがこの藤井流星やで!」
A「そーいえば、夏恋の苗字、、藤井でした!
あ、でも、誰担か聞いたら流星くんが好きって言ってたから普通に可愛いすぎるファンかと思ってました」
流星「あいつ、俺のファンとか言ってたん!?
ほんま、あいつというやつは…」
智洋「はっはっは!でもかわええやん!
お兄ちゃんっては言わへんで、わざと流星のファンって言って隠してんのやで?
可愛い妹ちゃんやな!」
A「そーだったんですね、知らなかったです。
教えてくださりありがとうございました!」
望「んー、なんか堅苦しいなー、
普通にタメ語でええで!
だって、俺らを好きで今日だって来てくれてんやろ?
呼び方とかもいつも通りでええで!
んまぁ、強いて言うなら俺はのんちゃんって呼んでほしいな〜」
A「わかりました!」
望「ほらまた言った!」
A「あっ!」
そう言って私は慌てて手で口を塞いだ。
望「もうほんまにかわええって!」
照れてしまい顔が赤くなっているのが自分でもわかるくらい熱くなる。
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作者名:n.o.n | 作成日時:2018年2月9日 9時