拾ってあげるよ（TH）２ (ページ3)

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俺が家に帰るとそこにはもう
子猫ちゃんは居なかった…

代わりに居たのは泣きそうで…
でも怒りで爆発した顔のレイナが居た

玄関入ってすぐ香水の香りで
俺は違和感に気づいた。

子猫ちゃんは普段香水をつけない
なのに玄関入ってすぐ香るこのキツイ匂い

テヒョン

「ねぇ何してんの…？」

レイナ

「逢いに」

テヒョン

「ふん…そう…」

レイナ

「テヒョン…誰さっきの」

テヒョン

「ねぇ…俺の子猫ちゃんは？」

レイナ

「私達…またやり直そう」

「さっきの人…彼女じゃないんでしょ」

テヒョン

「困ったな好きって言ってきたり…」

「もっと愛してよとか…」

「冷たいとか…」

「自分勝手だねって…」

「散々言って別れたいって言ったのは
　レイナだよ…」(呆)

レイナ

「だって…テヒョンが冷たいから…」

「忙しくても、もっと愛して欲しかったの」

テヒョン

「そっかぁ…でも…もう気持ちない」

レイナ

「いいよ…それでも…涙」

「だから…私の事…」

テヒョン

「俺さぁ…
　今日めっちゃくちゃ…仕事頑張ったの」

「子猫ちゃんと夕飯だと思って」

……………

レイナ

「いいじゃない…そんな事」

テヒョン

「レイナ…どこやった？」

「俺の大事な子猫を…」

一瞬テヒョンは私に鋭く冷たい眼差しを
向けてきた…