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私がテヒョンの目の前で泣こうが
テヒョンは、顔色ひとつ変えない。
なんなら冷たい眼差しで私を
見てる…
この目が好きだったのに…
今は私を軽蔑してるかの様にも感じる程
冷たい眼差し…
テヒョン
「レイナ…俺達は終わってる」
「分かってるだろう」
レイナ
「私の時は…
一緒に住んでくれなかった」
テヒョン
「今は事情がある…」
レイナ
「彼女の事情が飲めるほど大人に
なったのね…テヒョン」
テヒョン
「送ってやれない…ごめん」
レイナ
「いいわよ。タクシー拾うから」
テヒョン
「こんな感じじゃなくて友達になろう」
レイナ
「嘘よ…どうせ…」
テヒョン
「なんで嘘つくの？」
「レイナは友達だよ…」
結局テヒョンは最初から…
付き合ってる時から優しかった。
ただそれに私が気ずくのが遅かったのよね。
私は涙を拭いてテヒョンの部屋から出た。
最後に、あの子の言葉をテヒョンに
伝えて…
レイナ
「テヒョナ…
あの子がお世話になりましたって」
「それしか分からないの」
「ごめんなさぃ…」
「追い出す真似して…」
テヒョン
「うん…」
「教えてくれてありがとう」
テヒョンは私に笑顔でそう言ってくれた…
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作者名：プリンアラモード | 作成日時：2022年1月6日 21時
