L.O.V.E. (ページ22)

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七夕 -T- ページ22

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「Aちゃんがセクシーな下着で
誘惑してくれますように…っと」

「なにそれ、却下だよ。
そんなお願いごとするために短冊書くんじゃないよ？」

「え？
書いたらお願いごとは何でも叶うんじゃないの？」

「叶わないこともあるよ、
ってかせっかくのお願いごとなのに
裕太はそんなお願いごとでいいの？」

「え？そんなお願いごとって
それはセクシーな下着で誘惑してくれるってこと？」

「そんなことは言ってない」

「たまにはAちゃんから情熱的に誘ってよー」

「ねぇ、することしか考えてないわけ？」

「そういうことじゃないよー
でもAちゃんとちゅっちゅっイチャイチャするの好きなんだもん。
Aちゃんも好きでしょ？」

「好きだけど…」

「ほらね！！！
そんなAちゃんはなんて書いたの？」

「裕太が健康で長生きしますように」

「なにそれ、俺、もうすぐ死ぬみたいじゃん」

「そういうつもりじゃないよ、
ただ裕太にはいつも元気でいてほしいだけ」

「Aちゃん、母親みたい。
もっと彼女っぽいお願いしてよー」

「母親で結構です。
私は好きな人には幸せでいてほしいだけだもん」

「そこにAちゃんはいなくていいの？」

「え？」

「俺が健康で長生きしてたら他の女の子と付き合ってもいいの？
他の女の子とちゅっちゅっイチャイチャしてもいいの？」

「…それは…」

「はい、これが俺のお願いごと。

Aちゃん。俺はAちゃんのことが大好きだよ？
だからもっともっと俺のこと好きって言って？
俺を独り占めしたいよーって言ってよ。

そしたらずーっとAちゃんにくっついてるから」

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Aちゃんと死ぬまで一緒にいれますように。
玉森裕太

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－Fin－

【作者より】
本当は７人書ければいいですけど私の妄想力が足りず…(´；ω；`)

そして、
どうか雨が止みますように。
悲しいことがこれ以上、増えませんように。

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