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女の子の日 -T- ページ15
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お腹痛い…
とにかくだるい…
何もやる気になれない…
でもご飯作らなきゃ…
只今の時刻はまもなく18時。
今日は20時頃に帰るって言ってたから、
あと2時間はあるから、
あともう少しだけ休憩してからにしよう…
クッションを抱えてソファに倒れ込んだ瞬間。
ガチャ…
「…っえ！？」
ただいま〜と両手いっぱいに
買い物袋を下げた裕太が帰ってきた。
「あー、重かった
手がちぎれるかと思った」
「裕太！？
今日は8時頃になるって言ってなかったけ？」
「言った」
「…ぁ、え？まだ6時…」
「そーだね、6時だね」
「…っ、え？
あっ、あの、ご飯まだ出来てなくて…
今すぐ作るね」
椅子にかけてあったエプロンに
手をかけようとしたら、その手を掴まれた。
「とりあえず座って？」
裕太はダイニングのイスを引いて
私の両肩を押さえて座らせた。
「アイス溶けちゃうから
先に冷凍庫にしまわなきゃー」
パリダ〜アイスクリ〜厶
アイスクリ〜厶ナ〜イトと歌いながら
アイスや食材を冷蔵庫にしまっていく。
「よいしょっと」
裕太は片付け終わると私の隣に座って、
あるものをポケットから取り出した。
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作者名：あおい | 作成日時：2020年6月10日 16時
