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キス不足 -Ｍ- ページ13
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「もっとドキドキするようなキスできるように頑張る！」
頑張るってなんだか分かんないけど」
としくんが笑ってる。
としくん。
今ならただキスしてくれただけで
私、すっごくドキドキしちゃうよ…
それくらい私はとしくんのキス不足だよ…
でもこれもきっととしくんの優しさ。
としくんは私の嫌がるようなことは絶対にしない。
だから逆に男として？我慢させていることもあるような気がする…
私は大きく息を吸う。
そんな私をとしくんは横で不思議そうに見ている。
「Aちゃん？
…ちょっ、うわっ！？」
私は勢いよくとしくんをソファに押し倒す。
そしてそのままキスをする。
軽く触れただけなのに
胸の奥がきゅーっと締め付けられるような感覚…
もっと…もっと…
夢中で何度もキスをする。
としくんの唇に私の舌が触れた瞬間…
「Aちゃん！！ちょっと待って！
どうしたの？！」
としくんは私を引き剥がした。
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作者名：あおい | 作成日時：2020年6月10日 16時
