８６＿Ｏ ページ42
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「……はぁ……大野さん…ごめん」
「…ぉ……にの……おつかれぇ…」
スーツを着たにのが急ぎ足でやってきた。
「……じゅんくんは？…」
「潤ならベッドで寝てる。
なんか疲れてるみてーだけど、まだ体調悪い？」
「…………………体調……………」
「……まさかだけど………潤さ、
うなされるようになったりしてんじゃない？」
「…………ぇっ………………」
その顔、ビンゴってとこか。
「最初は体調悪りぃのかと思ってたけど、
おでんはめっちゃ食ってたし…一緒に住みたいって」
一緒に施設にいた時はそんなとこ見たことないけど、
トラウマがあると必ず苦しめられるもんだって
あの施設いて同じようなやつ見てて分かってた。
潤だけは、大人が言ってた
��稀な子��
であってほしかったんだけどな。
「………………怯えてた？」
「うん……俺の会社に来た時は、
顔面蒼白って感じで待ってたかな」
「きっと…夢でうなされて…起きても俺がいなくて、
怖くて……大野さんとこ行ったんだ」
そう言って、ベッドで寝てる潤を見るにのは辛そう。
「にのは大丈夫？」
「………ぇ？……俺？」
「顔、死んでるぞ」
「失礼な、大丈夫です。…………でもさ…俺がさ、
ちゃんと潤くんのこと考えてあげてたら
潤くんの苦しさは少しで済んだ……かもしれない。
って思っちゃうんだよね、やっぱり」
自分の目で潤がうなされてるのは見てねぇけど、
酔いが回って絶対眠いはずなのに、
頑なに寝ようとしなかった潤。
「にのは十分良くやってるよ。ほんとに。
俺も出来ることあれば何でもするから言って？」
「ん……大野さん、ありがとう。翔さんにはさ、
……潤くんのこと…まだ言わないでもらっていい？」
「了解。にのも今日は泊まっていきな」
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伶(プロフ) - ナナさん» ナナさんあけましておめでとうございます！お待ちかねの翔潤サイドストーリーも載せますので引き続きよろしくお願いいたします(o^^o)！ (2020年1月3日 13時) (
レス) id: bfb7916ae1 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 更新、ありがとうございます(^^)そうなのです、お話も終盤なのですよね…新しいエピソードが盛りだくさんなのは嬉しい限りです＼(^o^)／泡沫人の翔潤、大好きなのでラブラブエピソードもゼヒゼヒ増やして欲しいですね~(*^^*) (2019年12月30日 21時) (レス) id: d658bfc4bc (このIDを非表示/違反報告)
伶(プロフ) - ナナさん» こんばんは！ここまで新しい内容入れてもいいのかと迷いましたが、書きたいエピソードが沢山あるのでつい（笑）サイドストーリーも終盤ですね〜〜 (2019年12月27日 18時) (レス) id: eeedb62677 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - こんばんわ！高校、卒業しちゃいましたね(^^)SideStoryといっても何だか新しいお話を読んでいるような感じもあって楽しませてもらってます＼(^o^)／ (2019年12月25日 18時) (レス) id: d658bfc4bc (このIDを非表示/違反報告)
伶(プロフ) - からあげぼうがたべたい小5さん» ありがとうございます(o^^o)新作の方もよろしくお願いします！ (2019年12月15日 16時) (レス) id: c8d0584c03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伶
| 作成日時：2019年11月23日 0時
