ガラリと変わった関係性 ページ8
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ジュン side
和「ごちそうさまでした〜〜」
「ごちそうさまでしたっ、ありがとうっ」
『俺たちを祝してってことは、
もちろんご馳走してくれるんだよね？』
のなりくんの一言で、3人が本当にごちそうしてくれて、
店を出て、『じゃ、また会おうね』って。
「潤くん、一緒帰ろ」
「ぁっ、うん」
最後の最後まで皆に弄ばれた感はあるけど、
今までは翔くんと帰ってたな、
なんて思いながらなりくんと。
「ふふっ、疲れた？」
「ぁ、ううん、つい。
緊張した、っていうか、なんか恥ずかしかった…」
なりくんと2人になって、つい漏れたため息。
「ふふ、あんなに盛り上がられちゃうとね」
「うん、相葉くんなんかずっとあの調子だったね、笑」
「大袈裟なんだよなぁ。
でも、本当に嬉しがってくれてたよ、あの人」
「うんうん、みんな優しかったね」
「ね。あの人たちだからこそだよね」
なりくんも本質には触れないけど、
��普通だったら引かれてしまうかもしれないこと��を、
俺たちは皆に報告したわけで、
あんなにずっと、お祝いムードが壊れなかったのは、
皆の優しさがあってこそだから、感謝感謝。
「美味かった？肉」
「……あんまり覚えてない…、」
「ふふっ、ほんと潤くん、ずっと緊張してたもんね」
「うん…、なんでだろ。
こうやって2人になったらそうでもないんだけど」
「ふふ、当事者同士だから？」
「ぁぁ、そっか。それかも、ふふ」
「ふふ。一緒に焼肉食ったの初めてだ」
「たしかに。焼肉って行ってなかったね」
「ね。2人でも行こっか」
「うん、ふふ」
まだまだ寒い夜道を、2人で歩いて、
「って、」
「ん？」
「なりくんと俺、家の方向一緒じゃないじゃん」
歩き慣れてないこの道を歩いててやっと気づいた。
この道からの帰り方を俺は知らないぞ。まだ電車ある？
「んふっ、今？」
「え？」
「声かけた時には気づいてんのかと思ってたけど。
潤くん、うち来る？」
「えっ」
「ふふ、声出ちゃってるよ」
「ぇ、あ、」
だって急じゃん。急なお誘いすぎるよ。
いや、なりくん家は何回も行ったことあるけど、
今までと状況が違うじゃん。
「明日予定あるとか？」
「ううん、予定はない」
「ん、じゃあ、おいで？ふふ」
ぅわあ〜〜、そんな微笑みで言われたら、
また、
緊張、するじゃん。
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伶(プロフ) - ららさん» ららさん、コメントありがとうございます✨✨想像していただけたみたいで、嬉しいです✌🏻新作でもお待ちしております！ (2022年5月25日 11時) (
レス) id: 9e9e184764 (このIDを非表示/違反報告)
らら - 最後まで読ませていただきました！リアル感があって、この二人ならこんな感じかな、と、想像しながら読めたので楽しかったです！新作も楽しみにしています✨ (2022年5月25日 9時) (レス) id: fb7a1ec37f (このIDを非表示/違反報告)
伶(プロフ) - ﾄﾞﾘさん» ありがとうございます☺️✨今後、もっともっと反則行為が目立ってきそうです、彼。笑 (2022年4月20日 17時) (レス) id: 9e9e184764 (このIDを非表示/違反報告)
ﾄﾞﾘ(プロフ) - いつもお話し楽しませてもらっています。なりくんの微笑みながらのおいでは反則です。 (2022年4月18日 13時) (レス) @page8 id: ea1134548d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伶
| 作成日時：2022年4月13日 19時
