学生彼女＿YELLOW ページ9
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「………あのー…………」
……げっ。つい彼女の可愛さに溺れて忘れてた。
「……………………ぇ……ぁ…」
目をまんまるくして俺と相葉さん交互にを見る彼女。
「は、初めまして、相葉です！」
「はじめまして……まつもとです…？…」
ハテナが浮かんだままの彼女に、
相葉さんはぎゅっと手を握ってぶんぶんしてるし。
和「ちょ、おい……」
「…………かずの…友達…ですか？」
「あ、言い忘れてたね。俺はにのの先輩！」
「ぁっ、仕事の……」
「うん、そうそう！」
「ゎ、わ、和がいつもお世話になってますっ」
和「はいはい、もういいでしょうよ。帰った帰った」
「ぁあっ、そうだね！彼女ちゃんも帰ってきたし
お邪魔しちゃ悪いから俺はもう帰ろうかな！」
和「は？」潤「え？」
パパッと荷物を持った相葉さんに、
ついつい潤くんと声が重なった。
「えっ？」
和「い、いま相葉さん何て言った？」
「ぇ？か、帰ろうかなって……」
和「ちげーよ、その前」
「そのまえ？
……ぁ、にのと彼女ちゃんの邪魔したら悪いなって」
和「………………………」
……とうとうイカれたか？この先輩。
確かに俺の彼女は可愛くて美人で、
そこら辺の女なんかには負けねーけど………男だぞ。
潤くんは、言ったの？ってそんな表情。
いやいや、俺は彼女がいるとは言ったけど、
その彼女が男だってことは言ってない。
「え、違う？！にのがいっつも話してる潤ちゃんって
……松本くんじゃないの？！」
和「……いや、そうだけど…」
潤「お、俺、男ですよ？彼女って…」
「ぁあ、そういうこと？！
確かに松本くんは男だけど…………だって、可愛い」
和「は？」
「見てすぐ分かったよ。にのの彼女だーって。
にののあんな優しい声聞いたことないし、
何より…走って出迎えに行ったし……ね？…んふふ」
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伶(プロフ) - Nerineさん» こちらの作品まで読んでいただきありがとうございます…！私もお気に入りの物語の一つなんですが、長編では書けそうになかったので短編集に入れ込んでみました(o^^o) (2021年2月10日 22時) (
レス) id: 60c0109ce5 (このIDを非表示/違反報告)
Nerine(プロフ) - 幽霊で泣いてしまいました…何か考えさせられるお話ですね。 (2021年2月10日 14時) (レス) id: 9377f82fbc (このIDを非表示/違反報告)
伶(プロフ) - ﾄﾞﾘさん» ありがとうございます(o^^o)嬉しいです！これからもよろしくお願いします★ (2020年5月30日 15時) (レス) id: dd27ca7218 (このIDを非表示/違反報告)
伶(プロフ) - ナナさん» 長編ですよね〜〜私も恋しくなってたとこでした（笑）どういうの書こうかな〜〜 (2020年5月30日 15時) (レス) id: dd27ca7218 (このIDを非表示/違反報告)
伶(プロフ) - あいさん» ありがとうございます！！続編に1票！了解しました^_^ (2020年5月30日 15時) (レス) id: dd27ca7218 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伶
| 作成日時：2020年5月9日 12時
