第七十九話 ページ5
やっと寮に戻ると、私はハーマイオニーと夏休みの間の話や、明日から始まる授業の話をしていた。
ハー ｢サクラも逆転時計を貰ったのね！｣
『ええ。』
ハー ｢もしかして貴女も12科目受けるの？｣
『ええ、そのつもり。』
ハー ｢良かった！｣
ハーマイオニーは私の手をぎゅっと握った。
ハー ｢貴女も一緒だと、心強いわ。｣
『ふふふ、ありがとう。』
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---男子寮---
何やら秘密の会議中だ。
フレ ｢おい、やばかったな...｣
ジョ ｢ああ、やばかったな...｣
ロン ｢いったい、なんの話をしてるんだ？｣
フレ ｢なんのって、姫の話に決まってるだろ？｣
ネビ ｢確かに、可愛さが増したというか...｣
フレ ｢今年もまた姫のファンが増えたな。｣
ジョ ｢ああ。俺たちは " 姫・親衛隊 " としてこれからも最善を尽くそう。｣
シェ ｢噂だと、マルフォイが好きとか...｣
ハリ ｢ええっ！！｣
シェーマスが急にそんなことを言ったので、ハリーは荷物を床に落としてしまった。
ロン ｢どうしたんだ、ハリー。｣
ハリ ｢な、なんでも！｣
ハリーは動揺を隠すように、髪の毛を触った。
フレ ｢おやおや？｣
ジョ ｢おやおやおや？｣
フレッドとジョージは、ハリーの腕をつかんだ。
フレ ｢どうしたんだい、英雄サマ。｣
ジョ ｢様子が変だな〜〜、英雄サマ。｣
ハリ ｢僕、もう寝るよ！｣
ハリーは無理矢理腕を振り払って、ベッドに潜り込んだ。
双子を除く、男子たちはみんなポカーンとしていた。
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作者名：おむちゃ〜 x他1人 | 作成日時：2024年1月24日 20時
