異世界人は今日も偽り続ける【ツイステ】

ありえない! ページ7

＿闇の鏡「よって、どの寮にも相応しくない」
ザワ…ザワザワ…

一切の“無”か…
まぁ、そうだろうね。一応正解、かな。
別に、『一切の無』なんぞ言われても私はあまりショックをうけるとかは無い。
だって私には、「 」なんてもの、ないんだもの。だって、あんな、痛くて、苦しくて、持っていると悲しくなるもの、私は欲しいと思わないからね。

ｸﾛｳﾘｰ「魔法が使えない人間を黒き馬車が迎えに
行くなんてありえない!」
ｸﾛｳﾘｰ「生徒選定の手違いなどこの100年ただの
一度も無かったはず…一体何故…」

へぇ〜この学園100年も続いてるんだ。
え、学園長何歳?

ｸﾞﾘﾑ「もごもご…ぷはっ!」
ｸﾞﾘﾑ「だったらその席、オレ様に譲るんだゾ！」

そんなくだらないことを考えていると、グリムが学園長の手から抜け出し、声を張り上げる。

ｸﾛｳﾘｰ「あっ待ちなさい!この狸!」
ｸﾞﾘﾑ「そこのニンゲンと違ってオレ様は魔法が
使えるんだゾ！」
ｸﾞﾘﾑ「だから変わりにオレを入れろ!魔法ならとびっきりのを今見せてやるんだゾ！」
赤髪の男「みんな伏せて!!」
ｸﾞﾘﾑ「ん"な"〜〜〜〜!!」

　 ボォッ!!!

あたり一面に青い炎が燃え広がる。
ギリギリのところで私は火傷しないですんだ。
さらに傷を増やすのは良くないからね。

グリム大暴走!?→←寮分け

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