恋と病熱 ~TH.JK~

story26 ページ27

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「え？テヒョン？」









ジェニは今度はその長い髪をかきあげてソファに座るわたしを見下ろした。









JE『昨日一緒に寝てたから………』

「あー！あれはテヒョンがわたしを抱き枕にしただけだよ」









弁明とかするつもりはない。
けれど、それをジェニが見ていたのなら必然的にジョングクも見たことになるはずだ。
むしろジョングクに弁明したいくらいだが、ジョングクがわたしたちを気にするはずもない。









「ジョングク、何か言ってた？」









別に何も言うはずがないよ。
分かってはいるけれど、少しだけ気になってしまってつい聞いてしまった。


だけど、彼女は酷く冷たい目で。









JE『仲良いねって。それだけ』









そう、言い放った。









ジェニはクールな目元が特徴的で、たまにそうではなくても睨んでいると言われることがある。
わざとじゃないのに、そう彼女自身も嘆いていた。









けれど今のは…………









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ガチャ………………

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