188 - 番外編 ページ28
【二級呪霊と人助け】 退け
＊
一般人1
「何コレ？なんかの撮影？？」
一般人2
「お姉さん美人だけど女優さん？モデル？」
チャラい。
一言で表すならそう、チャラくて馬鹿そう。
いや、間違えた二言だ。
A
「違います。」
「ここは危険なので直ぐに避難してください。」
任務を受けて現地に来てみれば、アホそうな一般人が2人、何故かそこへいた。
補助監督は仕事しなかったのか。
一般人退けておくのも仕事だろうが。
次会ったら説教だな。
A
「あの、ここにスーツの人いませんでしたか？」
一般人1
「スーツ？」
一般人2
「さっきまでいたはずだけど…どっか行った？」
…心配だ。
もしかしたら呪霊に襲われたかもしれない。
急いで探した方がいいな。
一般人1
「ねーねー、どこのテレビ局？？」
「あ！まさか、映画の撮影だったりする？？？」
一般人2
「え！俺ら写っちゃう？？」
補助監督探す前にお前ら纏めてボコして病院行きにしてやろうかな。
A
「いいから出て行ってください。」
「ここは私有地です。」
「出て行かないなら不法侵入で警察呼びますよ。」
ポケットから携帯を取り出し、再度視線を向けた瞬間、任務対象の二級呪霊が男達の背後に佇んでいた。
A
「ッ！！！」
刀を抜き取り、振り下ろさんとしている呪霊の手を切り飛ばす。
一般人1
「えっ、何？刀？」
一般人2
「やっぱ映画の撮影じゃね？？」
呪霊など知らない一般人は呑気に喋っている。
今しがた自分が命の危機にあったなど知る由もないだろう。
A
「逃げて！」
一般人1
「すげー迫力あるなぁ。」
一般人2
「やっぱお姉さん女優？？」
尚も呑気に喋っている男達にとうとう堪忍袋の緒が切れた。
A
「逃げろっってんだろ！！！」
「早く行け！殺すぞ！！」
片手でナイフを取り出し男達の足元の地面へと勢い良く突き刺す。
一般人1
「お、おい！やべぇって…！どっか行こうぜ…。」
一般人2
「はぁ？お前なに女なんかにビビってんの？」
一般人1
「いいから行こうぜ…！」
そそくさとこの場を後にし、私と二級呪霊だけがその場に残った。
呪霊
「〜〜〜〜〜〜！！！」
A
「今お前を相手にしてる時間ないんだ。」
呪霊よりさっきの一般人2人と補助監督を探して、帳の外に逃がす事が先決。
何も呪霊が目の前のコイツだけとは限らないし。
A
「邪魔だ。」
＊
祓う。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 551人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mito(プロフ) - みるたそさん» 確かに本誌辛いですよね…。 (2021年3月9日 17時) (
レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
みるたそ - mitoさん» お風呂ネタ意外と好きなんですよ〜苦笑自分は変態かっ！本誌が辛いのでmitoさんの小説で癒されています！^ ^ (2021年3月9日 17時) (レス) id: 2548faf38b (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みるたそさん» お風呂いいですね！思いつきませんでした！書いてみます！ (2021年3月5日 7時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
みるたそ - リクで、一緒にお風呂に入ると駄々をこねまくる五条さんと夢主が一緒にお風呂に入り、湯船に浸かっている時に首を甘噛みして甘えて来た五条さんに仕返ししてじゃれあったり、体を洗いっこするまで出ないという五条さんを渋々許したりする甘々が見たいです^ ^ (2021年3月4日 22時) (レス) id: 2548faf38b (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みるたそさん» 全然大丈夫です！！むしろそう言って貰えて嬉しいです！！ (2021年3月3日 21時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mito | 作成日時：2021年2月25日 16時
