187 - リクエスト ページ27
【黒猫静さんリクエスト】 奪い愛い
*
重い。
高専時代 五条
「俺の方がカッコイイだろ?」
五条
「いや、同じ顔だから変わんないでしょ!」
「Aはこっちの僕の方が好きだよねー?」
高専時代 五条
「いや、若い俺の方がいいだろ。」
「つか、一人称僕とかキモ。」
私の頭の上でくだらない言い争いが続く。
何故だか、高専時代の悟と現在の悟が私を取り合っている。
私の両方の手は彼らによってしっかり繋がれていて、自由に動かない。
A
「離して?」
高専時代五条&五条
「「やだ。」」
息ぴったりじゃないか。
お前ら本当は仲良いだろ。
いや、両方とも悟だから仲良いもクソもないか。
高専時代 五条
「Aは俺の方が好きだよな?」
サングラスをかけた悟の顔が目の前に近付く。
A
「えーっと…。」
答えを考えていると、28歳の方の悟が学生の悟を押しのけ私に近付く。
五条
「やだねぇ、ガキは余裕なくて。」
「Aが好きなのは僕の方でしょ?」
「大人の余裕たっぷりあるしね。」
高専時代 五条
「大人の余裕ぅ〜?」
「28のオッサンは黙ってろって。」
五条
「28はオッサンじゃない!」
「お前も将来は歳とるんだからな!」
A
「…うるせぇ…。」
高専時代 五条&五条
「「A!!どっちが好き!?」」
とんでもねぇ二択だな。
人生でまさかそんな選択肢を貰うとは思わなかったよ。
そんで2人共近い、離れて下さい。
それに顔どっちがカッコイイとか言ってっけど、お前ら両方同じ顔だよ。
高専時代 五条
「こうなったらキスして決めてもらおうぜ。」
五条
「いいね、賛成。」
A
「…はい?」
高専時代 五条
「どっちのキスが気持ちいいか決めろよ。」
「俺先な。」
五条
「やだ。」
「僕が先にする。」
高専時代 五条
「はぁ?」
「もういいや、2人で同時にしようぜ。」
五条
「いいねそれ。」
高専時代五条&五条
「「じゃあ、眼閉じて。」」
2人の顔が私の目の前に。
あ、やだ嘘。
A
「やめてぇええ!」
*
五条
「んぇっ!?なっ、なに!?」
…あれ?隣に悟が寝てる。
部屋は真っ暗だし、私はベットに座ってる。
A
「…ゆ、夢…?」
五条
「どしたのA…。」
変な夢だった…。
隣の悟は不思議そうに私を見上げている。
A
「はぁ…。」
五条
「どんな夢見たの?」
A
「絶対教えない。」
*
口が裂けても言えない。
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mito(プロフ) - みるたそさん» 確かに本誌辛いですよね…。 (2021年3月9日 17時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
みるたそ - mitoさん» お風呂ネタ意外と好きなんですよ〜苦笑自分は変態かっ!本誌が辛いのでmitoさんの小説で癒されています!^ ^ (2021年3月9日 17時) (レス) id: 2548faf38b (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みるたそさん» お風呂いいですね!思いつきませんでした!書いてみます! (2021年3月5日 7時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
みるたそ - リクで、一緒にお風呂に入ると駄々をこねまくる五条さんと夢主が一緒にお風呂に入り、湯船に浸かっている時に首を甘噛みして甘えて来た五条さんに仕返ししてじゃれあったり、体を洗いっこするまで出ないという五条さんを渋々許したりする甘々が見たいです^ ^ (2021年3月4日 22時) (レス) id: 2548faf38b (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みるたそさん» 全然大丈夫です!!むしろそう言って貰えて嬉しいです!! (2021年3月3日 21時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mito | 作成日時:2021年2月25日 16時