五条家の落し物3【呪術廻戦】

146 - リクエスト ページ35

【みるたそさんリクエスト】 愛と嫉妬


＊


同級生
「あれ？Aじゃん！」


悟と映画を見に行った帰り道。
どこかで聞いた事があるような声が後ろからかかった。


A
「あ？○○じゃん。」


そこには中学の同級生の男の子がいた。
1年ぶりぐらいだろうか。
随分と背が伸び、大人びて見える。


五条
「知り合い？」


A
「うん、中学の同級生。」


繋いでた手を離して、同級生の隣へと行く。


A
「背！伸びたねー！」
「中学ではチビだったのに。」


同級生
「うるせ。」
「こちとら成長期真っ只中なんだよ。」


A
「だって私よりちっちゃかったじゃん〜。」


同級生
「そんな事忘れろって…。」
「あ、そういえば伏黒元気か？」
「2人は同じ学校行ったんだよな？」


A
「恵？元気だよー！」
「○○しめかけられてたもんね、懐かし。」


同級生
「いや、あん時はヤンチャしてたし…。」
「伏黒とお前中々怖かったぞー。」


A
「えぇ！？」
「私何にもしてないじゃん！」
「むしろ恵止めててあげたのに！！」


同級生
「俺には2人が悪魔に見えたぞ。」


A
「酷いなぁ〜。」


＊


かれこれ10分ぐらいか、中学の思い出話に夢中になってしまった。
夕飯の買い物もあるし、そろそろ帰らないとなぁ。


同級生
「あ、もうこんな時間か。」
「引き留めて悪かったな。」


A
「ううん、大丈夫だよ。」
「じゃあね。」


同級生
「おう。」


＊


五条
「いつまで喋ってんだよ…。」

146 - リクエスト→←145 - 番外編

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す