検索窓
今日:1 hit、昨日:12 hit、合計:567,916 hit

82 - 本編 ページ22

【VS漏瑚2】 漏瑚という名の特級呪霊





??
「…その眼、五条悟と同じ眼か。」


A
「そうだよー。」


??
「そうか。」
「では、お前が五条悟の花嫁か。」


A
「待ってなんで呪霊が知ってんのさ。」
「てか、花嫁とか言うのやめてくれる?」


野良の呪霊がこんな事を知ってるのはおかしい。
こちらの事情に詳しい術師が呪霊側にいるのかな。


A
「あ、君達って名前あるの?」


??
「…急になんだ。」


A
「いや、他の呪霊とは違って普通に喋れるじゃん?」
「だから名前とかあるのかなーって。」


??
「……漏瑚。」


A
「漏瑚か〜。」
「あ、じゃあこの間高専に来た呪霊も名前ある?」


漏瑚
「…高専を襲ったのは花御と言う。」


A
「やっぱり名前あるんだ〜。」
「他は?他の仲間の名前は?」


漏瑚
「…情報は吐かん。」


A
「そっか〜、残念。」


この漏瑚とかいう呪霊、意外にも話に乗ってくれる。
他に何か話題はないか。考えろ。


漏瑚
「もう時間稼ぎはよいか?」


A
「…やっぱりバレてた?」


あはは。と、笑って誤魔化す。





A
「あ、いい事考えた!」
「ここはお互い情報交換で退くってのはどうかな?」
「君も普通に喋れるし、悪くないと思うんだよね。」
「私も高専の情報いっぱい話せるよ?」


嘘ハッタリもいいところだ。
高専の情報など上辺の簡単なことしか知らない。


A
「今後結構役に立つと思うだけどな〜。」
「…どうかな?」


漏瑚
「貴様の力は儂より遥かに下だな。」
「なのに何故儂が情報を教えねばならんのだ。」


A
「お互いにメリットがあった方が嬉しいじゃん?」


漏瑚
「貴様も五条悟と同じで軽薄、くだらんな。」


そう言い、漏瑚と名乗った呪霊は構えた。
そろそろ誤魔化すのも限界だな。


A
「残念だな〜。」
「君強いし、沢山お喋りしてくれるからさ〜。」
「お友達になれたら良かったのに。」


刀を抜き取る。


漏瑚
「心にも無いことを言う。」
「やはり人間はくだらん生き物だな。」





いざ、戦いへ。

83 - 本編→←81 - 本編



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (263 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1273人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 伏黒恵 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mito | 作成日時:2021年1月17日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。