検索窓
今日:3 hit、昨日:21 hit、合計:567,939 hit

80 - 本編 ページ20

【稽古10】 食卓





五条
「ここんとこ最近、擦り傷とか多くない?」


A
「そりゃまあ毎日稽古つけてもらってるし。」


五条
「Aの綺麗な顔に傷が残んないか心配だなー。」


A
「あのさぁー。」


五条
「ん?」


A
「邪魔。」


キッチンで夜ご飯を作っている私に後ろから抱きつく悟。
このやり取り何十回目だろう。
いい加減学んでくれ。


A
「離れないと手元が狂って刺しちゃうかもよ?」


包丁をクルクルと手で回し、後ろにいる悟にニッコリ笑いかける。


五条
「大丈夫、無限で止めるから気にしないで。」


A
「いや、無理。」
「気になるし、邪魔。」
「しかもこないだ胸触ってきたし。」


五条
「いや、あれは偶然と言うか、事故というか…。」
「僕からは触ってないよ!」


A
「…でも触れて嬉しかったでしょ?」


五条
「そりゃもちろん。」


幸せそうな顔で即答すんな。
イケメンが台無しもいいところだ。


A
「このド変態ロリコン野郎。」


五条
「…口わっるぅ…昔の僕みたい。」


A
「?」





五条
「あー、Aの手料理食べれるとか幸せだなー。」


A
「それ毎回言ってる。」


そんな大したもんじゃないよ。と、夜ご飯のビーフシチューを口に運ぶ。


五条
「やー、こんな料理上手なAがお嫁さんかぁ。」
「僕って恵まれてるなぁ〜。」


A
「はいはい。」
「てか悟の方が料理できるでしょ。」
「今度なんか作ってよ。」


五条
「僕簡単なやつぐらいしか出来ないよ?」


いやいや、この間めちゃくちゃオシャレな料理つくってくれたじゃんか。


A
「あ、そうだ!私明日任務だから。」
「でも簡単なやつだから帰りは遅くならないと思う。」
「でも一応ご飯は自分でどうにかしてねー。」


五条
「えー、単独任務ー?」
「危なくない?大丈夫?」


A
「いや、前にも何回か行ってるから大丈夫だよ。」


心配し過ぎだよー。と、ケラケラ笑った。


五条
「何かあったら僕を頼るんだよ?いいね?」


A
「はいはい。」





明日は久しぶりの単独任務。

81 - 本編→←79 - 本編



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (263 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1273人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 伏黒恵 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mito | 作成日時:2021年1月17日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。