【luz】あのさ。【歌い手】

62,再開 ページ32

朝起きると、
まふから連絡が来ていたことに気付く。

何かあるなら、
明日の大学で話せばいいのに。

今日は休みだから、
なんて私はダラダラしていた。

ダメだな、
しっかりしないと。

『今日さ、
僕の家来れたりする？』

そんなメール。

受信したのは、
どうやら1時間前のようで
私は慌てて彼に電話をした。

「あっ、もしもし？
ごめんメール気付かなかった」

『寝てたんでしょー？
それよりさ、メール見た？』

「あー、うん。
見たけど何かあった？」

『たまには遊ばない？』

変な話。

遊ぶなら、
そらるもそらも入れて
4人でどこかに出掛ければいいのに。

別にいいんだけどさ。

大学に入って、
もう1年が経った。

早いな、
なんて思っていると
そらるもそらも、だんだん忙しくなってきて。

「いいけど、
まふの家行けばいい？」

『うん、待ってるー』

なんて
電話を切ってからすぐに支度をした。

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ピンポーン、と
彼が暮らしているマンションのチャイムを鳴らした。

「はーい」

何て声と共に、
出てきたのは勿論まふ。

最近、
なんかネットで活動してるらしく
大学も少し休んでいるようだ。

「おっすー
おじゃましまーす」

「えへへ」

私、
何か変なこと言ったっけ？

それにしても、
やけに今日はご機嫌じゃない？

なんて、
彼の部屋に入ると
目に飛び込んできたのは









.









他でもない、
光、だった。

63,あのさ。→←めろんぱんより('∀'+追記！

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