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センラ 風邪 ページ11

2.志麻さいど

午前4時。なぜか目が覚めてぼーっと天井を見つめていたらスマホの通知が鳴った。シェアハウスのグループにセンラからLINEがきている。体調を崩したらしい。一気に目が覚めて、大急ぎで準備して黄色いドアを開けた。

おでこに手を触れると気怠げに目を開けたセンラ。頭痛と寒気がするらしい。熱を測ると37.6℃。寒いって言ってるし、まだ熱は上がりきってないんだろうな。震える彼に毛布をかけてお腹をトントンとしていると、スゥっと眠りについた。

それから数時間後、センラが寒気がひどいみたいで何度も腕をさすりながら目を覚ました。同じ布団に入って体をさする。もう一度熱を測らせてもらうと、体温計には38.7℃とあった。結構上がったなぁ。しばらくして、センラの寒気も落ち着いたみたい。LINEで運転できる人探そう。

志麻センラすごい熱が高くて。病院に連れて行きたいんやけど、誰か運転してもらえるとありがたい
坂田俺できるで〜。保険証ある?俺、探しにいこか?
しま保険証はあるから大丈夫。坂田は玄関の前に車出しておいて

了解ってスタンプが送られてきた。既読だけつけて、センラくんを抱き上げる。そのまま、坂田の待つ車に向かった。

坂田の安全運転のおかげで一度も酔わずに病院に着けた。診察結果は風邪。疲労でこじらせていて高熱が出ているらしい。熱を下げる点滴だけしてもらって、薬局で薬を受け取って家に帰ってきた。

志麻「ただいま」

うらたぬき「おかえり。どうだった?」

志麻「風邪こじらせちゃったみたい。熱もあんまり下がってないんよね」

うらたぬき「…ほんとだ。おでこ熱いなぁ。まーしぃ、俺看病代わろうか?疲れてるっしょ」

志麻「いや、センラ俺にくっついて離れなくて。多分今代わったら大騒ぎすると思うし、大丈夫やで」

うらたぬき「わかった。センラお大事にね」

センラの頭を撫でて自分の部屋に戻ったうらたさん。俺たちも部屋に戻ろう。

センラ「ここ、どこ…?」

志麻「おはよう。お部屋着いたよ。体調どう?」

センラ「ちょっと、熱いかも…」

坂田「汗すごいもんな。俺着替えとってくるから待ってて?」

そう言って部屋を飛び出した坂田。戻ってきたので二人がかりで汗を拭いたり着替えさせたり。おでこに冷えピタを貼って頭の下に氷枕を敷くと、少しだけ表情が和らいだ気がした。早く元気になってね。

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カナデ - 了解です!ありがとうございます! (返信おくれてすみません!) (2022年5月30日 17時) (レス) id: 03e4576b50 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - カナデさん» 全然ないです!いつでも歓迎してます♪ (2022年5月29日 19時) (レス) id: b4fc6a3f3a (このIDを非表示/違反報告)
カナデ - リクエストの回数制限とかってありますか? (2022年5月29日 19時) (レス) id: 03e4576b50 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - カナデさん» はい! (2022年5月29日 18時) (レス) id: b4fc6a3f3a (このIDを非表示/違反報告)
カナデ - お邪魔します、質問とかって良いですか? (2022年5月29日 18時) (レス) id: 03e4576b50 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょこれいと | 作成日時:2021年9月5日 22時

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