この手、ぎゅっとつないで (ページ1)

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運命のベルが鳴る。ページ1

「うっお、有馬特等！！本物！！」

「有馬特等、その子は？」

CCG最強、「死神」の名を誇る有馬貴将の周りは彼に憧れるアカデミー生達の嬌声で溢れていた。

「ああ、この子は……俺が保護者をしている、なんて言えばいいかな」

そんな彼の隣には、まだ10代半ばも満たない少女の姿。

「ほら、皆にあいさつ」

恥ずかしがり屋なのか、なかなか口を割らない少女は彼に促されやっと口を開けた。

「___千石A」

*re時点で18歳。
元々喰種に家族を殺された所を有馬貴将に拾われ、捜査官の道へ。その後CCGに特例で入局。
有馬貴将がアカデミーで講義を行う際ついて行き政道と出会う。
無印時代“研修”という名目で20区捜査チームに所属させられており、そこで政道と再会。妹のように可愛がって貰っていた。

*しかし、後の梟戦で彼を失ってしまう。