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佐「。。。んー、、コーイチもっかい今の部分歌ってみて、」

1「はい。。」
♪〜
佐「んーストップ!んーそうだなー、一回タカシとってみよ。」

7「♪〜
佐「うん、そこんとこもっと柔らかく歌ってみて、もう一度、」
7「♪〜
佐「うん!いーね!その調子!もっかいいってみよ!柔らかいけどちゃんと輪郭もつくってね、

佐々木さんのアドバイスでどんどん良くなるタカシ君。
「もっとそこの部分は強めでいいんじゃないですか??ここの歌詞と合うように。」
佐「そうだね、タカシもっかい歌ってー」

タカシ君は真面目だからいつも言われたことを原譜に書き込んでいる。真面目な性格って全てに現れるなってそう感じた。だから歌にもその真面目さ素直さが現れて、アドバイスすればするほどタカシ君は良くなっていった。
タカシ君も歌っていて嬉しそうで私まで嬉しくなる。

でも、タカシ君の目の前にいるコーイチの表情はくらいまま。
1「、、ちょっと休憩いいですか?なんか腹に入れるもん買ってきます。」
そう言うとそそくさとスタジオから出ていった。

佐「コーイチ行き詰まったかな。いっつもこうなると腹に入れるもん買ってきまーす言って当分帰ってこないからなー。」

「タカシ君このまま続けてレコーディング進めますか?」
佐「そうするか、コーイチも帰ってきたらもう一度とりなおそう!」
徐々にタカシ君のパートのレコーディングが進む。そんな時ダンスレッスンが終わったのか、カイ君とタクヤ君がスタジオに入ってきた。

2「おータカシ!レコーディング進んでる??」
4「あれ?コーイチは?」
「いま食べ物買いに外に出てったよ」
4「ふっ、あいつも良く食うなー!」
「お腹すくと歌の調子も悪くなるんやって前に言ってた笑」

そう、ただお腹がすいていただけ。
お腹すくといつも不機嫌になってたもん。
ただお腹すいて調子悪くて、だから
思ってもないこと言っちゃったんだよね。

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作者名: | 作成日時:2016年11月26日 0時

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