出会い【Yuto.T】

Ｎｏ．10 ページ10

side f Yuto.T

ねえAちゃん。
俺の言動に期待してもいいんだよ。

｢よかったら一緒に帰らない、？｣

と初対面の人を誘ったのも

｢ねえ食べてみたい、！｣

とさり気なく誘ってみたのも
全部期待していいんだよ。

だって、俺はAちゃんが好きだから。

｢ねえ、なす｣

｢だから、野菜の方のイントネーションで
呼ぶのやめてください｣

｢ねえ俺どうすればいい？｣

｢さっさと告ればいいじゃないですか。｣

｢いや、あのさ。昨日何か分かんないけど
お互い好きな人とかの話してて俺が
好きな人居るよって言ったら多分泣いちゃって、｣

｢は、先輩泣かしたんですか？｣

｢泣かすつもりは一切なかったです｣

｢先輩、多分それAちゃんも、｣

｢ねえ、その後の言葉期待してもいい？｣

｢まあ、予想ですけどね。｣

Aちゃん、伝えてもいいかな。
好きって。

｢ちなみにあの2人俺の学年でモテますよ。｣

｢は、なんで先にいってくんないの？！｣

あそこふたり揃ってモテんのかよ…
てか、それやばくね？
とられる可能性高いじゃん。

高橋優斗。絶対Aちゃん手に入れます。

｢ねえ、どうしたらいい？｣

｢連絡先交換したなら連絡してみれば
いいじゃないですか、｣

｢やっぱ？｣

でも何て送ればいいのか分かんないじゃん？

｢携帯貸してください。｣

ここはモテる後輩に頼もう。(

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作者は受験生です(唐突
なので更新がこれから遅くなります、

理解して頂けると嬉しいです✴

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