T.F様にドキドキ中

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公園で北山さんとは別れ、あたしはアパートへ向かった

3階までのぼって自分の家の前でバックから鍵を探す。


・・・・・・?!
あれ?? 鍵が・・・ない、

うそ、、、どこかに落としちゃったのかな・・・
バックの中のものを全部出してみたけどない、

どうしよう…


・


・


・
あたしは自分の玄関前に座り、
　 いつの間にか寝てしまった。



・


・


・


「 おい、起きろよ。」

・・・? 誰・・・?

半目で確かめようとしたけど分からない・・・

「 A! 」

あ「 ・・・あ、藤ヶ谷・・・おはよう。」

藤ヶ谷「 おはようじゃねぇよ ばか、」

あ「 あたし寝ちゃってたんだ・・・。」

藤ヶ谷「 こんなところで何してたんだよ、」

あ「 んと、鍵なくしちゃって・・・」

藤ヶ谷「 お前・・・ 何してんだよ。ちゃんと管理しとけよ・・・」

あ「 ちゃんとバックの中入れといたんだけどなぁ・・・ 」

藤ヶ谷「 ・・・ったく、とりあえず俺んち入れよ。」

そう言ってあたしは藤ヶ谷の家に入った。

・・・部屋の中は・・・シンプルだ、

藤ヶ谷「 あんまジロジロ見んなって、Aって一人暮らしだっけ?」

あ「 ううん、お母さんは今週出張なの、今 家にはここあだけ。」

藤ヶ谷「 ここあ ・・・? あぁ犬か。」

あ「 ここあ大丈夫かな・・・、」

藤ヶ谷「 明日 鍵 探しにいって・・・、警察にもいったほうがいいのかな、」

あ「 ・・・ 迷惑掛けちゃってごめん。」

藤ヶ谷「 ・・・なんかお前、やけに素直じゃない?・・・」

あ「 え、そうかな、」

藤ヶ谷「 まぁいいけど。」

あ「 ・・・ 今朝はごめん、失礼なこと言っちゃって・・・」

藤ヶ谷「 ・・・今朝? ああ、別に気にしてねぇよ? 」

あ「 そっか、よかったぁ。 藤ヶ谷 急に怒るからびっくりして、・・・」

藤ヶ谷「 俺のこと気にかけてくれてたんだ。」

あ「 えっ、いや、別にそんなんじゃないけど。」



藤ヶ谷「 A、俺さ お前のこと好きかも。」



・・・ ぇ。

藤ヶ谷の右手があたしの頬をそっとあげ
そして 2人の唇が重なった。


時間が止まっているように感じた。

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