【リボーン!!】狼の情報屋 (ページ7)

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５話【正体】ページ7

綱吉side

綱｢あれ?｣

いつまでも痛みは来なかった

顔を上げるとシアルさんは笑顔で

シ｢何てね♪
冗談だよ十代目♪｣

綱｢え?何々?｣

俺は一人混乱していた

ﾘﾎﾞ｢こいつは味方だぞツナ｣

いつの間にかリボーンはシアルさんの肩に乗っていた

シ｢ごめんね怖がらせたみたいだね
立てる?｣

綱｢う､うん…｣

シアルさんは手を差し出し、俺はその手を握り返した

獄｢リボーンさん!!
こいつ何者っすか?｣

痺れが取れたのか獄寺くんと山本も立ち上がっていた

ﾘﾎﾞ｢ボンゴレ所属の情報屋･ルーポの現ボス空園シアルだぞ｣

綱｢ボンゴレって…
この子も…マフィア!?
しかもルーポって何なの?｣

ﾘﾎﾞ｢情報屋･ルーポは初代の頃から世話になってる情報屋だぞ

ルーポは狼のように素早く狙った得物つまり情報は逃さないんだ

それにスパイもいいできだぞ

だからルーポの情報力には右に出るものはいない

ボンゴレ所属でボンゴレには安値で情報を売っている

でも他にも欲しいなら売るが高値なんだぞ

でもボンゴレに関する情報を欲しがるやつは叩きのめきてるって話だ｣

俺はシアルさんの方を見た

彼女は笑顔で

シ｢リボーンの言う通りボクはマフィアだよ♪
君の事や関わったことある人はぜーんぶ調べて覚えてるよ♪｣

ﾘﾎﾞ｢いい忘れてたがルーポは暗殺にも長けてるぞ
ルーポの特徴を言えば日本の忍者みたいなもんだ｣

獄｢俺らと年変わらないのに
嘘だろ…｣

シ｢ほんとだって
ボクに着いてきたあいつらもルーポの幹部でボクの護衛だから♪
それにね…獄寺隼人…｣

獄｢っ!!｣

いつの間にかシアルさんは獄寺くんの後ろに立ちカッターを首に突きつけていた

シ｢君より強いと思うよ♪
ボクは狼なんだから狙った得物は逃さないの♪

それは情報でも人の命でもね♪｣

綱｢ちょ!!シアルさん!!
危ないからしまって!!｣

シ｢十代目の仰せのままに♪｣

とカッターをポケットにしまった

綱｢獄寺くん大丈夫?｣

獄｢大丈夫です!!｣

その様子を見ていたシアルさんは落ち込んだ様子で

シ｢十代目…ごめんなさい…｣

綱｢平気だけど…
あの…シアルさん…｣

シ｢シアルでいいですよ｣

綱｢じゃあシアル
お願いだから敬語と十代目って呼ぶの止めてくれるかな?
シアルとは友達として仲良くしたいんだど…ダメかな…｣

シアルは少し考えて口を開いた

シ｢…じゃあ何て呼べばいいかな?｣

綱｢ツナでいいよ｣

シ｢わかったよ♪ツナ♪｣

と無邪気な笑顔で呼んだ