【リボーン!!】狼の情報屋 (ページ5)

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３話【ヒットマン】ページ5

――昼休み――

綱吉side

シ｢ねぇ君｣

顔を上げると空園さんが笑って立っていた

綱｢え?俺?｣

シ｢そうそう♪ボク君と話したいんだけど…
時間貰えるかな?｣

ｺﾃﾝと首をかしげている

綱｢別にいいけど…｣

シ｢んじゃ屋上行こ♪｣

空園さんは笑顔で俺の手をとって俺を立ち上がらせた

するとそこへ…

獄｢てめぇ…｣

武｢なんだお前も一緒に食うか?弁当｣

獄寺くんと山本がやって来た

綱｢話って…お弁当食べながらでもいいかな…?｣

空園さんは微笑んで

シ｢んー…
しょうがないね｣

と言った

――屋上――

綱｢空園さんだっけ…｣

シ｢シアルでいいよ
君は沢田綱吉
んでそこの不良は獄寺隼人､君は山本武でしょ?｣

と笑顔で俺たちの名前を呼んだ

獄｢!!｣

武｢自己紹介もしてないのによく知ってるな…｣

でも、おかしい…
雲雀さんの時だって…

まるで俺らのことを調べているようだ…

綱｢ねぇ…君って何者…?｣

俺は恐る恐る聞いてみた

そしたらとんでもない言葉が帰ってきた

シ｢ﾌﾌｯ♪ボクはね…
君を殺しに来たヒットマンさ♪｣

自分の口に人差し指をつけ
【悪魔】のように微笑んだ

すると獄寺くんが目の前に立ち

獄｢!!十代目!!お下がりを!!
二倍ボム!!｣

大量のダイナマイトが宙を舞った

シアルさんは避けることをせず
フードに手を入れ…

シ｢アハハッ♪｣

と無邪気に笑い何かを投げた

それはダイナマイトに全て当たり動きを止めたら

獄｢十代目!!伏せて!!｣

ドカァァァン!!

ダイナマイトの爆風からシアルさんが姿を現した

シ｢♪｣

獄｢!!しまった!!｣

一気に獄寺くんに近付き首に手刀を入れた

獄｢くっ…!!体が…｣

ﾄﾞｻｯ…

綱｢ご､獄寺くん!!｣

恐らく体がさっきの手刀で体が痺れたのだろう…

立てない様子だった

武｢これは穏やかじゃないな…｣

山本は珍しく怒っている様子だった

でもシアルさんは相変わらず笑っていた…