【リボーン!!】狼の情報屋 (ページ15)

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１３話【イラつき】ページ15

雲雀side

僕はとてつもなくイラついていた

理由は空園シアルが来ないことだ…

いつもならこの時間は戦闘をかけた鬼ごっこをしているのに…

僕が校門でイライラしながら待っていると彼女の部下の狼たちがバタバタと走ってきた

ラ｢あ、おいイーナル!!
雲雀がいるぞ!!｣

二人は僕の前で立ち止まった

雲｢僕に何か用?｣

イ｢お嬢知らないか?｣

雲｢空園シアルのこと?
僕だって今彼女を待ってるんだから｣

不機嫌そうに僕は答えた

ラ｢ならおかしいぞ…
お嬢が行方不明になるなんて…｣

雲｢彼女がどうしたの?｣

イ｢実は今、並中生を襲う事件とイタリアで起こった事件の犯人が同一人物という情報が入ったんです｣

ラ｢イーナル
易々と話していいのかよ｣

イ｢お嬢が巻き込まれてたらどうする｣

雄の狼は顔を下にした
雌の狼は続けて

イ｢その情報をお嬢に伝えようと連絡したんですが出なくて…

探したんですが…一切…｣

ラ｢犯人に誘拐されたかもな…
くそっ…護衛なのに情けねぇ…｣

雲｢そう…その犯人って…?｣

イ｢六道骸です
おそらく黒曜にいると…
って雲雀恭弥どこへ…｣

雲｢黒曜に向かう｣

ラ｢なら俺たちも…｣

雲｢邪魔になるからついてこないで｣

僕がそう言い放すと雌の狼の方の携帯が鳴った

イ｢………
ライシア任務だ｣

ラ｢このタイミングかよ!!｣

イ｢雲雀恭弥…
お嬢を頼む｣

雲｢何言ってんの?
僕は並盛の風紀を乱されたから行くんだ
それに僕の獲物が奪われたらたまったもんじゃない｣

僕はその場を去り、黒曜に向かった