アイドルくんとお仕事2 (ページ2)

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アイドルくんとお仕事48 ページ2

オーナーさん…
さすが…

A『ありがとうございます。お察しの通りですが、
本当によろしいですか？』

オ『はい。もちろんです。直ぐにご用意致しますので
お座りになってお待ち下さいね。』

A『はい。ありがとうございます。
よろしくお願いします。』

店内をもう一度チェックして
ソファでお茶を頂いていると…

お客様がいらしたのか
声がする…
3人程入って来た…
スタイリストさん
マネと芸能人かな。

声にふと顔を上げると…

A『…あっ…』
と…

？『…A…また会ったね…』
と…彼の声…
？『…少し話せるか？』

A『…えぇ…』

その彼とは…
私が傷つけてしまった人…
昔愛してた彼…
そして太輔の先輩……

？『…元気だったか…』

A『…えぇ…元気よ』

？『…お互い…ちゃんと…夢…叶ったな』

A『…そうね。…』

？『…A…今度会えないか？』

A『…無理よ…』

？『…俺は会いたい…ダメか？』

A『…ダメよ…今…とても大事な人が
いるの…だから…ごめんなさい…』

？『…俺はずっと…Aだけ…想ってた…』

A『………嘘…』

？『…嘘じゃない…だから頑張ってこれた…』

A『....ごめんなさい....』

少し話をしていると...
オーナーの鬼頭さんが
綺麗にラッピングして持ってきてくれた...
太輔へのプレゼント...

オ『...藤谷さん、お待たせしました。どうぞ。
　 ...あっ、お話中に失礼しました。』

A『ありがとうございます。』

オ『堂本様いらっしゃいませ』
　

剛『お世話になります。』

オ『お二人は、以前お仕事されてましたよね。
　ごゆっくりご覧下さいませ。失礼いたします。』

.....堂本剛....過去の人...

A『そろそろ行きます...次の仕事があるので...』

剛『...あぁ...またな...』

A『...または...ねっ...ごめんなさい...』

剛『.......』

オーナーの鬼頭さんにご挨拶をしてBGを後にした...

　