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これ以上見てたら余計ムカついてくると思ったので、横にいた立花さんに視線を移した。
彼女もまた、4人のうちの1人を睨んでいた。
いいぞ。もっとやれ
江川「紹介する。端から上杉和典。クラスは三ツ谷C。算数が得意で、『数の上杉』って呼ばれてる。」
上杉和典。俺と同じクラスのやつだ。
縁無しのメガネに、薄い茶色の髪の毛をしている。
華奢な感じだが、眼鏡の奥の瞳は涼しげで切れ上がっている
サッカーチームKZのメンバーだったはず
江川「隣が黒木貴和。クラスは、三ツ谷B。欠席が多くて中々Cに上がれないところだ。実力は認められてるんだけどさ」
長めの黒髪で、瞳に悲しげな光を浮かべている
彼も、サッカーチームKZのメンバーだ
俺たち二人を見て、フッと笑った
．．なんだろう。彼にはなにか感じるものがある
江川「次は小塚和彦。クラスは三ツ谷C。『シャリの小塚』だ。」
おっとりしていて、優しそうだ
顔にはそばかすがあり、丸い鼻をしていた。
くまさんみたいだな．．
彼はサッカーチームKZではなかった。
彼も同じクラスだ。上杉とはないが、彼となら何回か会話したことがある。
そう思って彼を見ると、シャリが何なのかわかっていない立花さんに丁寧に説明していた。
江川「最後が、三ツ谷Bの若武和臣。『ウェーブの若武』と呼ばれてて、その名の通り成績の波が激しい。いいときは三ツ谷Cの連中も真っ青になるくらいいいが、悪いときは受験Bスレスレだ。そうだよな、若武」
からかうような先生に、すごく嫌そうな顔をして首を横に振った
若武「ひでぇよ先生。それって俺だけ貶してるじゃん。他のヤツのことは褒めてるのにさ。差別だ」
不満をこぼした若武君を気にも留めないで俺たち二人の肩に手をおいた先生。
その顔には笑顔が浮かんでいた。
江川「お前らからみて左が立花彩。右が秋宮樹だ。立花は、クラスは受験Bだが、国語が抜群にできる。秋宮は、クラスは三ツ谷Cで、全教科オールマイティーにこなす。聞いたことあると思うが、高等部の授業も受けている。」
そうさらっと説明する先生に4人は驚いたのか声が上がった
上杉「聞いたことがある。小学講座を受けている生徒の中に、高等部の授業も受けているやつがいるって。お前だったんだな。」
そう淡々と言って俺の目を見つめる上杉
何だ．．．?
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月(ユエ)(プロフ) - わぁ〜待っててくださる方がいたなんて、、🥹🥹🥹ありがとうございます!(´▽｀)頑張ります(ง •̀_•́)ง (4月20日 21時) (
レス) id: 554e8a3ec4 (このIDを非表示/違反報告)
ななな - 待ってましたー！更新頑張ってくださいね！ (4月20日 19時) (レス) id: 6f6733fcb2 (このIDを非表示/違反報告)
月(ユエ)(プロフ) - 応援ありがとうございます！一生懸命頑張ります💪 (2023年1月28日 11時) (レス) id: bcbc1ffbb8 (このIDを非表示/違反報告)
りなーる(プロフ) - 連載ありがとうございます！！めちゃくちゃ応援してます！ (2023年1月27日 18時) (レス) @page32 id: fcaf0d8ff7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月(ユエ) | 作成日時：2022年8月5日 21時
