初恋は知っている〜七鬼編〜

． ページ37

なんか、うん。すごく斜め上の説だな



若武君の発言を聞いていたみんなも同じような反応をした



さすがにこれは無理があると思う


すると黒木君が立ち上がって立花さんの方を見た


黒木「立花、嫌がらせのセンを調査しよう」



すると彼女は頷いてみんなを見回した




立花「盗難防止用のチェーンは、素手じゃとても切れないって兄が言ってた。逃走中の強盗ならチェーンのついてないのを探すだろうって。それに強盗って車で逃走したんでしょ。だから、第4のセンはないと思うな。」



ちょっと待て。強盗ってなんだよ


さっきから強盗が逃走しただのなんだの


するとハテナな顔を浮かべた俺を見て黒木君が口を開いた



黒木「そういえば、秋宮に詳細を話すために連れてきたんだった。今まとめて話そう。立花お願い出来る？」



立花「ん。もちろん。じゃあ説明するね。まず、、、」



そう言って聞いた話は警察に行けば済むような内容だった



だって、盗難防止用品のチェーンをつけてたのに盗まれて、しかもそれは新品だという。


これ俺らが自ら首突っ込むようなものじゃなくないか？



立花「これで以上です。秋宮君、なにか質問とかある？」





樹「あの、これわざわざってか警察に盗難届出せば済む話じゃないですか？保険がかけてあるはずだから新しいのも買えるはずですし、、」




俺の言葉を聞いていたみんなは次第に若武君の方を向いたり、呆れたような顔をしていた




上杉「俺らだって最初はそう言ったさ。けどこいつが、小遣いが無期限ストップになるだの保険は親が管理してるだの言うからさ」










、、、、、はい？

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