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上杉「お互い様だろ」
黒木「まぁね」
その時、授業開始のチャイムが鳴った
俺は、高等部の授業だから、あと20分は休みがあるけど、中等部からは時間がちょっとズレてるから、この時間に鳴ってしまう
上杉「黒木、若武の持っていけよ」
そう言って若武君の秀明バッグを黒木君に向かって投げた
それを片手でつかんだ黒木君はそのまま流れるように教室を出た
2人もそれに続いた
すると、立花さんは慌てたように一番最後にいた小塚君の服をつかんで引き止めた
彩「ね、若武和臣に謝る?」
小塚「謝るって、何で?」
すると立花さんは苛立ったのか、少し早口になった
彩「だって、あんなに怒らせたでしょ?謝らないとこれから先やっていくのに困るじゃない!」
そう言われて納得したように立花さんを見る小塚君
小塚「いいんだよ。僕たちみんな若武が好だもん。好きって気持ちは感覚で伝わるだろ。今はちょっと頭に来てるだけで、冷めちゃえば元通りだよ。次会うときは、もう誰も前のことを言い出したりはしない。僕たち、いつもそうだよ。だから、君も心配しなても大丈夫だよ」
そう言い残して教室を出た小塚君。
立花さんも授業に遅刻したことに気づいて慌てて教室を出ていった。
『僕たちみんな、若武が好きだもん。』
好き、ね
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月(ユエ)(プロフ) - わぁ〜待っててくださる方がいたなんて、、🥹🥹🥹ありがとうございます!(´▽`)頑張ります(ง •̀_•́)ง (4月20日 21時) (レス) id: 554e8a3ec4 (このIDを非表示/違反報告)
ななな - 待ってましたー!更新頑張ってくださいね! (4月20日 19時) (レス) id: 6f6733fcb2 (このIDを非表示/違反報告)
月(ユエ)(プロフ) - 応援ありがとうございます!一生懸命頑張ります💪 (2023年1月28日 11時) (レス) id: bcbc1ffbb8 (このIDを非表示/違反報告)
りなーる(プロフ) - 連載ありがとうございます!!めちゃくちゃ応援してます! (2023年1月27日 18時) (レス) @page32 id: fcaf0d8ff7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月(ユエ) | 作成日時:2022年8月5日 21時