検索窓
今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:60,792 hit

4 ページ4

.








ユナ「ぎゃぁああああぁー!!!!テヒョナぁぁああぁ!!!!♡♡♡♡♡」





爆音で音が鳴り出したかと思いきや、隣のユナが二刀流のペンライトを振り回しながら叫ぶ(これでもかというぐらい)



いや、鼓膜持っていかれたかと思ったわ







会場はメインステージから真っ直ぐ花道があり、中心にもステージが設置されていて


私達は、中心ステージから関係者席を挟み一番真ん前に位置していた






うん、これ、かなり良い席だよね。(あいつ絶対転売で高値出したな)







そうこうしている内にもパフォーマンスは進み、私達の目の前に7人のアイドル(ユナは今にも気を失いそうだ)







わぁ〜、顔ちっさ、足ほっそ。

流石はアイドル、人間が違うわ。







彼らが動く度に周りは皆、叫び、曲に合わせてペンライトを振り回しながら荒れ狂っている

が、私は全く勝手が分からないのでとりあえず手を組み棒立ち状態(かなり浮いてる)









と、その時


一人のアイドルがゆっくりとこちらに顔を向けた


目が合って一瞬顔が曇った気がしたがすぐに指でハートを作りウインクをしている(ユナがよくやってる)






周りは一気に黄色い悲鳴に包まれる






ユナ「ぎゃぁぁあぁぁああぁ!!!ジミナぁぁあぁぁああぁ!!!ハート!!ハート!!!私にくれたの!!ハートぉおおお!!!」






推しでは無い名前を叫びながら更にテンションが上がるユナを見て末恐ろしくなる(こいつ大丈夫か?)








そうこうしていると、先ほどハートを出した男の側にまた一人、男が現れこちらを見ながら耳打ちしている









やばい、やっぱ場違い?(そりゃあもう)









ニヤニヤと笑うその男も、急にしゃがみこんだかと思うとこちらに向けて頭に手を乗せ大きなハートを作る









その瞬間、









「テヒョナぁぁあぁあああぁあ!!!!♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」と張り裂けんばかりのユナの悲鳴で身体が震動した(絶対鼓膜持っていかれた)




滝のような涙を流すユナ(化粧終わったな)




大きなハートの男が推しか(理解が適当)




その推しにハートをもらい幸せそうなユナを見て私もほんの少しだがほっこりしたのはまた別のお話









.

5→←3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
115人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジミン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リサ | 作成日時:2019年1月8日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。