◇第三百二十二章◇ ページ30
今は審査中だ。
審査員たちが点数を付けているので、私たちは待機。
銀時｢どっか座れる所ねぇのかよ…｣
貴方｢外に出れば有るよ｣
銀時｢…はぁ｣
まぁ、少し経ちまして。
点数を付け終わったようです。
司会『それでは！！結果を発表します！！！』
周りがザワつく中、二人して賞金は諦めようと覚悟を決めた。
んだけどね。
司会『優勝は！！！…ん？ゆ、優勝…は…』
司会者が慌て始めたぞおい。
どうした司会おい。
司会『ちょっ、ちょっとこれ…点数付け間違えてません？…ああ、そう』
審査員の一人が首を振り、仕方無く発表する事にしたようだ。
司会『優勝…は！！坂田銀時&霧生Aさんに決定！！です！！！』
銀時&貴方｢…は？｣
チョットイッテルイミガワカラナイナ。
貴方｢ん？何て？｣
司会『だーかーらー、あんた達優勝なの！！五十万と白米ゲットなの！！』
貴方｢うえええええ！？！？｣
銀時｢すげぇな。やってみるもんだなこりゃぁ…｣
優勝かよ、まさかの優勝？
嬉しいけど、え…何で？
司会『あー、理由ね。何かね、初々しくて良かったんだってさ』
周りのカップルからブーイングを貰う中、唖然としながら司会者を見やる。
銀時｢初々しいって…俺ら大人だぞ？｣
司会『んー、後はあの観覧車でのキスシーンやら女攻めやら…女側が無駄に可愛かったとかベタベタし過ぎて無いとかそんなんだよ、うん』
貴方｢やめようよ…観覧車の事はうん…あれは忘れて下さいよ…｣
銀時｢つーか、これAの事ばっかじゃね？｣
貴方｢女攻めとか何か嫌なんですけど｣
やらかした人みたいよね。
あの、何か子どもが見てはいけないようなああいうの。
銀時｢無駄に可愛いっつーのは合ってんな。無駄にな｣
貴方｢それ、喜んで良いの？駄目なの？｣
銀時｢喜んで良いんじゃなーい？可愛い可愛い｣
貴方｢馬鹿にしてんだろ、この野郎…！！｣
ヘラヘラと言われて、誰が喜べると言うのだろうか。
司会『えー、腑に落ちない結果ではありますが！！』
貴方｢腑に落ちてるわ！！この駄目司会者！！｣
司会『だ、駄目っつったな！！今まで見逃して来てやってたけど、今のは流石にイラッとき…』
銀時｢良いからさっさと賞金出せや！！なっげぇんだよ！！！｣
司会『テメェ等！！！覚えとけよ！！！顔覚えたからな！！！』
ワーワーギャーギャーと言い合っているうちに、他の方々も少々イライラして来ていた。
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幽子 - 私は腐女子なんで、すごく共感します。この小説好きです！ (2016年2月14日 16時) (
レス) id: c123744630 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - きゃぁぁぁぁぁぁ！！！！銀さんっ！！！！！せつないですね・・・・更新頑張ってください！ (2015年10月27日 16時) (レス) id: 64cd32f392 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 続きがきになって眠れません。更新頑張って下さい (2015年10月27日 13時) (レス) id: a317f5304b (このIDを非表示/違反報告)
銀時大好き - とってもおもしろいですね！続きをとても楽しみです。これからもがんばってください応援しています！ (2015年10月19日 9時) (レス) id: fb076ef916 (このIDを非表示/違反報告)
雪羅 - とても面白いです！ところで第百五十章がありません。細かい所気にしてしまい申し訳ありません！更新頑張ってください。 (2015年10月16日 23時) (レス) id: 0e13b830a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LAZU(らず) | 作成日時：2015年10月10日 18時
