◇第三百十五章◇ ページ23
後は誰が居たかな。
日輪さんは歩けないから駄目だし、たまさんは機械だし…。
銀時「考えてみれば俺等の周り…」
神楽「ろくな女居ないアル…」
貴方「神楽ちゃんもその女キャラに入ってるんじゃ…」
神楽「私は眼鏡なんかとデートなんかしたくないネ」
新八「それより、本当に僕がやるんですか…?」
私は…新八くん相手じゃ、姉か親のような対応しか出来ないわけで。
論外である。
銀時「五十万…諦め…」
花野『年齢制限は、二十歳以上四十歳以下です』
花野アナのその言葉に、万事屋一行は一瞬時が止まったかのように静止した。
銀時「…いや…いやいやいや…無い無い無い無い」
神楽「これは…」
新八「決定…ですね…」
銀時「いやいやいやいや!!!駄目でしょ無いでしょ!?」
…マジ?
これはもしかして…
神楽「銀ちゃん、A。応援するアルヨ」
銀時&貴方「イヤアアアアアアアアア!!!!!」
その叫び声は、外にまで聞こえたようでした。
貴方「え、マジで言ってんの!?今日エイプリルフールじゃないよ!?!?」
銀時「嫌なんですけど!!何で俺!?しかも何で相手コイツ!?!?」
神楽「頑張れヨ。会場までは私たちも行くアルから」
新八「五十万、取って来て下さいね」
銀時「さ…最悪だ…」
二人で顔を見合わせ、溜息を吐き出す。
仕方ない、現実を受け止めよう。
貴方「取り敢えずタイムマシンを…」
銀時「落ち着けよお前」
貴方「落ち着いてるよ。てか、これさ。異性じゃないといけないわけ?同性じゃ駄目なの?」
銀時「お前は俺に、何をさせようとしてんだ…!!」
土方さんとデートというなら、私は録画をバッチリしておくつもりだったが、私と銀時というなら話は別だ。
どうしたら良いの?
私、デートなんてした事無いよ?
んでもって、本場当日。
銀時「良いか、今日は五十万と米のために戦うんだ。これは戦争なんだよ。分かってるな」
貴方「勿論です、隊長!!」
銀時&貴方「…はぁ…」
そもそも、デートなんて何をすれば良いのか全く分からないのだけれども。
神楽「舞台は遊園地アルかぁ。良いなー、私もタダで遊びたいネ」
新八「僕らの場合は、参加者じゃないからお金を払わないと入れないよ、神楽ちゃん」
そうなのです、舞台は遊園地なのです。
そして、私たち参加者は、大会の為に無料で入らせて頂ける。
つまり、これは勝っても負けてもプラスしか無いわけだ。
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幽子 - 私は腐女子なんで、すごく共感します。この小説好きです! (2016年2月14日 16時) (レス) id: c123744630 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - きゃぁぁぁぁぁぁ!!!!銀さんっ!!!!!せつないですね・・・・更新頑張ってください! (2015年10月27日 16時) (レス) id: 64cd32f392 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 続きがきになって眠れません。更新頑張って下さい (2015年10月27日 13時) (レス) id: a317f5304b (このIDを非表示/違反報告)
銀時大好き - とってもおもしろいですね!続きをとても楽しみです。これからもがんばってください応援しています! (2015年10月19日 9時) (レス) id: fb076ef916 (このIDを非表示/違反報告)
雪羅 - とても面白いです!ところで第百五十章がありません。細かい所気にしてしまい申し訳ありません!更新頑張ってください。 (2015年10月16日 23時) (レス) id: 0e13b830a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LAZU(らず) | 作成日時:2015年10月10日 18時