◇第六十八章◇ ページ21
九兵衛「あ、もうこんな時間か。すまない、そろそろ帰らんと後が面倒臭いから帰る」
新八「あー、東城さんとか煩そうですもんね、そういうの」
九兵衛「いやあ、煩いというか面倒臭いんだけどね」
と言って、九兵衛くんも家に帰って行った。
時計を見てみると、既に10時を過ぎていた。
妙「あら、もうこんな時間。皆さん、今日は家に泊まって行ってください」
と、お妙さんは先ほど近藤さんを殴ったり蹴ったりしていた時の顔と違う笑顔を私たちに向けて来た。
貴方「え、良いんですか!?」
妙「勿論です」
というわけで、私たち三人は志村家に泊まることになった。
あ、パジャマとか無いんだけどどうしよ…。
などと思いながら、一応私たちはバラバラの部屋へと連れていかれた。
男と女が同じ部屋なんて、確かに危ないもんな。
絵面的に。
絵面なんて小説には存在しないけど。
一つ屋根の下っていうのもどうかと…あ、銀時と神楽ちゃんは元々一つ屋根の下で二人きりだったじゃん。
まぁ、銀時はロリコンじゃないし平気だっただろうけど。
つーかこの家どんだけ部屋あるのっ!?
一人づつの部屋になった。
そんな寝る場所必要!?
今なんて二人だけじゃん!
要らないじゃん!
私は一人ポツンと、与えられた部屋で座っていた。
しかも部屋の角っこに。
貴方「部屋でけぇよ…寝巻きどうすんだよ…なんも持ってきてねぇよどうすんだよ…」
今は神楽ちゃんがお風呂に入っている。次は銀時で、その次が私だ。
新八くんとお妙さんは一応気を使っているようで、お客さんを先にと言って部屋に入って行っていた。
貴方「つーかこの孤独感何…。部屋でかすぎんのよ。布団敷いてあるけど、これ部屋との差おかしいでしょこれ」
敷いてある布団は、部屋と3:7くらいの差がある。
七三分けかよコノヤロ。
しかも何で真ん中!?いや、確かに布団は真ん中に敷くものだけど、おかしいってこれ!
何でこんな広い部屋で、こんなど真ん中に布団敷いてあんの。
違和感しかないんですけど。
と、神楽ちゃんが風呂から上がって来たようだ。
上がったアルよーという声がして、その声が聞こえた二秒後に銀時の叫び声が聞こえた。
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蓮 - 今読んでもすごい面白いです! (2018年8月26日 18時) (レス) id: 60ade2f7bb (このIDを非表示/違反報告)
つちのこ。(プロフ) - 1話から再読です!やっぱギャグがいいっすね・・・ww (2016年6月20日 23時) (レス) id: 64cd32f392 (このIDを非表示/違反報告)
晋助 - とてもおもしろかったです!俺名前が晋助で銀魂のキャラとかぶっててだいすきです!応援してます!!頑張ってください!! (2015年11月3日 13時) (レス) id: 889a1454a1 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - もうギャグ半端ないですwwめっちゃ笑っちゃいました・・・wwおもしろいです!がんばってください! (2015年7月27日 17時) (レス) id: 64cd32f392 (このIDを非表示/違反報告)
扇 - すごくおもしろいです!更新頑張ってください! (2015年7月8日 14時) (レス) id: 012e254ff4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LAZU(らず) | 作成日時:2015年6月22日 20時