【銀魂】もう一度あなたを愛す2【坂田銀時】

◇第六十六章◇ ページ19

貴方｢んー？聞きたい？それはねぇ…あ、やばニヤけがとまんない｣


銀時は私の顔を見て、あ、やっぱ言わないで大体分かったから！と言ってきたが、そんなのはお構いなしに言った。


貴方｢土方×銀時だよー！！これ、私晋助×銀時よりハマるかもしれないどうしよう！！はぁぁぁ！！｣


あーやばい、興奮してきた。
早くいちゃこらしろよコノヤロ！


銀時｢って、だから何で俺受け！？いやいや、受けっつーかまずそっちの人間じゃねぇからね！？やめてくんないそれ！？｣


と叫ぶ銀時の隣で、土方さんは咥えていた煙草を地面に落とした。


あ、意味分かったんですね。


土方｢…知らなきゃ良かった｣


銀時｢ほーら見てAちゃん！？土方くんこんなになってるから！！銀さんも心壊れそうだから！！｣


貴方｢あ、ごめん銀時×土方は別に…｣


銀時｢そうじゃねーって言ってんだろうが！！理性じゃねぇから！！心だから！！｣


凄い一生懸命に否定してくる銀時である。
腐女子に優しい世の中はいつ来るのだろうか。
同性愛者の結婚とか、今色々口論してるらしいけどもね？んー、別に百合は…興味無いし。


兎に角私は土方×銀時に目覚めたのであった。


銀時｢最悪だ、腐女子にはこの仲の悪さっぷりも餌になるんだった…。俺としたことが…ｸｯ｣


土方｢というか、何だ土方×銀時って。こいつ何訳の分からん事言ってんだ｣


銀時｢え、今さっきお前分かったーみたいな反応して無かった？｣


土方｢あれだろ、ピーとかピーとか後ピーーーー｣


銀時｢おーい副長が壊れ始めたぞどうすんだこれキャラ崩壊じゃ済まねーぞこれ！！！｣


貴方｢何々、何二人の世界に入ってるの！？カメラカメラ！録画できるヤツ！！｣


銀時｢おめぇは黙ってろよ！！｣


私はカメラを探したが、残念ながら見つからなかったので脳内に焼き付けることにした。


これは良いな、めっちゃ良いな。私これにする。
土方×銀時にする。
美味し過ぎるよ土方×銀時！！


土方｢兎に角！！近藤さん帰るぞ！！｣


と近藤さんの方に視線を移した土方さんだったが、その視線は近藤さんではなく、他の二人に止まったのであった。


神楽｢早く死ねヨ！！お前が生きてたって良い事無いアル！！｣


沖田｢それはこっちの台詞じゃあ！！目障りなんだよ！！｣


罵り合いながら殴り合いをしている二人。
神楽ちゃんと沖田くんも仲悪いんかい！
ってあれ？もしかしてこれ、銀時と土方さんより仲悪いんじゃね？

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