◇第二百十七章◇ ページ24
銀時「俺らは先に日輪の所に寄って戻るとするか」
貴方「そうだね、歌舞伎町の事も気になるし」
この血をどうするか悩むな。風呂に入っても服は血塗れのままだし、取り敢えず日輪さんと晴太くんに皆の生存確認させてから歌舞伎町に向かうか。
月詠「何じゃ、戻るのか」
銀時「あぁ。日輪と晴太がお前らの事心配してたからな。さっさと戻ってあげろよ」
月詠「分かった。後始末を終えたら戻ると伝えてくれ」
銀時「へいへい」
後始末ねぇ。そりゃそうよね、こんな真っ赤に染まった町で一体誰が好き好んで生活するんだって話よね。出来れば私も手伝ってあげたいけど、やる事あるからお任せしちゃいます。
で、急ぎ足でまた日輪さんと晴太くんの所に戻って来たわけだけど……
晴太「二人とも風呂くらい入って行ったら?服なら有るし、月詠姉のが」
日輪「こらこら、勝手に使ったら月詠に怒られるよ」
晴太「えー……。でもオイラのじゃ小さ過ぎるし」
風呂には入りたいけど、月詠さんのあの服は私には難易度が高いかな。何より露出度が……ん?露出度??
貴方「月詠さんの服、借りれるんですか!?」
日輪「え?えぇ、まぁ後で言えば大丈夫だとは思うけど……」
という事は、まさかのまさか……
貴方「銀時、これは良いチャンスじゃないですかね」
銀時「あぁ。お前を殺す口実が出来た良いチャンスかもしれねぇな」
貴方「全く良くないね」
何でもお見通しなのか。今回くらい良いじゃんか!月詠さんの服着てくれても良いじゃんか!!若干小さいかもしれないけど、それがまた良いんじゃないか!!なぁ!!
貴方「着てよ着てよー!!」
銀時「駄々を捏ねんな!!似合うわけ無ぇだろこの馬鹿!!」
貴方「ヤダヤダー!!着てくれるまで此処から一歩も動かないからね!!」
何の話か分からずポカンとしている日輪さんと晴太くんを置き去りに、私と銀時は言い合いをする。
貴方「一回だけ、先っちょだけで良いからさ!!」
銀時「先っちょって何処までが先っちょ?男が着る物でもねぇし、何より俺が月詠に殺されるわ!!」
月詠さんもきっと分かってくれる。あ、でもそんな格好されたら抑え効かなくなりそうだな。それはマズイ、人の服を汚すわけにはいかないし。
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鬼灯(プロフ) - 初めまして…!!続き楽しみにしてました、既に好きです!!!!シリーズ最初にリンクの貼ってあったヒカリ証明論も聴かせて頂きました…滅茶苦茶に歌い方も好みでした((((これからも応援してます!! (2021年9月5日 18時) (レス) id: 9ea7ca46b0 (このIDを非表示/違反報告)
またまた - 初めまして!最高でございます、はい、、大好きです!!!!!これからも応援しておりまする!! (2021年8月4日 1時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - おかえりなさい!続き凄く楽しみにしてました。 (2021年6月19日 6時) (レス) id: 03c126c95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LAZU(らず) | 作成日時:2020年6月27日 8時